あなたside
『おはようございまーす』
浮所「あなたちゃん!おはよ!」
『おはようございます浮所さん』
まだ誰もいないだろうと開けたドア
なぜかいた浮所
よくよく見たら確かに裏がありそうな感じがする
浮所「あなたちゃん、昨日那須と何してたの?」
『特になにもしてないですけど』
浮所「そっか、てかまた敬語!」
『直す気はありません』
浮所「なんで〜!!!」
『いやだからです』
浮所「はい!飛貴って呼んでみて!」
『断固拒否します』
浮所「ケチ〜」
続々と集まるメンバー
那須は結局最後に来た
起きれなかったんだ〜
佐藤「那須どこ行くの?」
那須「あ〜、ちょっと自販機まで」
佐藤「俺も行く!」
那須「いや、来なくていい」
佐藤「え〜なんで!」
那須「いいから!」
佐藤「なんか、変なのっ!」
バタンッと大きな音を立ててしまったドア
また話し出すメンバー
でも浮所だけは黙って数分後に部屋を出て行った
気になったから見に行ったら、
Snow Manの楽屋の前にいる浮所を見つけた
『何してるんですか?』(小声)
浮所「あ、あなたちゃん」(小声)
『Snow Manがどうかしたんですか?』
浮所「ん、なんでもないよ?」
『そうですか、じゃあ私はこれで』
浮所「うん、」
焦ったように目線を戻した浮所
ちょっとだけ開いてたドアの隙間から見えたのは
6人と話してる那須だった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。