第57話

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2020/04/03 10:37



あなたside

















それから数日


飛貴と中島のリハビリも順調に進んで


私が引きずるものは1つもなくなった


これでようやく前に進める



































『おはよー!』


阿部「あなた!おはよ!こっち来て!」


『え?なになに笑』


阿部「あ、目閉じて!」


『ねぇ怖いんだけど!』


阿部「絶対開けちゃだめだよ?」


『怖いよ、どこ行くの?』


阿部「大丈夫、もうすぐ着くよ」


阿部「ほら着いた」


『目開けていい?』


阿部「いいよ」


バーンッ(クラッカーの音)


「「ハッピーバースデー!!!!!」」



































目を開けるとクラッカーの音が部屋に響いた


それと同時にハッピーバースデーってみんなの声


あ、誕生日今日だっけ?笑


すっかり忘れてた笑



































『ありがとう!みんな!!』


ラウール「笑顔のあなたちゃん可愛い!!」


佐久間「20歳おめでとー!!!!!」


『さっくんうるさいって!笑』


佐久間「元気なだけ!!」


岩本「何回その話すんの笑」


渡辺「はい、プレゼント」


京本「そっちだけで進めないでよ!」


田中「全員で結構考えたんだよ」


森本「たまに北斗のセンス入ったよね笑」


松村「まあ色々却下されたけど笑」


髙地「あなたに似合うと思うんだ〜」


ジェシー「1回着てみてよ!」


『え?今?』


「「今!!!!!!」」


『あ、じゃあちょっと待ってね』



































あんな一斉に今って言われたら


着るしかないよね笑


結構大きめなバッグ持たされたけど


どこで着替えようかな


楽屋行こうかな〜なんて歩いてたら那須に会った



































『那須〜!!!!!』


那須「あなた!!!」


『ありがとね!!!!!!!』


那須「よかった、あなたが笑顔になって」


『飛貴達とも仲良くなったなよ!!!』


那須「浮所は飛貴なのに俺は那須なの?」


『だめ?』


那須「雄登がいい」


『いいよ笑』


那須「誕生日おめでとう」


『ありがとう』


那須「今度美 少年の楽屋来て〜」


『行く!!!』


那須「じゃあ俺そろそろ行くわ」


『りょ、ばいばーい!』



































那須とわかれて楽屋で着替えた


白の上品なワンピースに


5cmくらいのヒール


ブレスレットやイヤリングとかアクセサリーもあって


あれ、私誰かの結婚式行くのかなって感じ


ヒール履くの慣れてなくてよろけたけど


なんとかリハ室まで来れた


なんか、ドア開けるの緊張する











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