目黒side
『あなた!』
あなた「蓮…ごめんねほんと」
『何、誰に何された、?』
あなた「誰かは分かんない、、、」
あなた「誰か、に付けられてる気がして、」
『うん』
あなた「それでちょっと早歩きしてみたの、」
あなた「そしたら、走ってきて、、腕、掴まれて」
あなた「"なんで逃げるの"って、それで、、」
『大丈夫、ゆっくりでいいから、』
あなた「なんか、意味わかんないこと言われて、、」
あなた「そのあと、、、、ね」
あなた「キスされた、」
あなた「私訳わかんなくて怖くて逃げたの」
『相手に見覚え無いんだよね、』
『大丈夫、、怖かったよな、』
あなた「ほんと、ごめんねありがとう。」
『お前が謝んな。』
『勝手で悪いけど、一応阿部ちゃんに迎えお願いした』
『今日お兄さん出張でしょ』
あなた「うん」
『俺ん家泊まる??』
あなた「いや、迷惑だし、大丈夫だよ」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!