無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第3話

2 day

学生時代、僕とあなたは放課後居残り勉強のフリをして恋バナをしていた。















いや、正確に言ったら


‘ させられていた ’

















あなた

……ってきいてる?!

カンタ
え、あ、うん
あなた

もう絶対聞いてなかったでしょ!!

あなた

……また最初から話すね!

カンタ
え、ちょ…_





俺が引きとめようとした言葉は遮られ、あなたはまた話し始めた。







うっとりとした女の子のような顔をして

カンタ
( …ったく、好きな子の恋バナとかきいても嫉妬しかしないだろ 。 )






僕はほろ苦くてほんのり甘いコーヒーを手に聞いていた。





カンタ
(  いっそのこと、 俺に振り向けばいいのに 。 )









今も近いようで遠いこの距離を保てるように、壊さないようにするので必死だった僕は、








あなた

やっぱり私、〇〇〇〇くんの事がすきかも…。










伝えたい二文字をコーヒーと一緒に飲み込んだ。















あなた

カンタ、私の恋応援してください…!!

カンタ
………わかった
あなた

ありがとう!!

あなた

じゃあね!!( ニコッ)

カンタ
おう




.













カンタ
……はぁ






僕に笑いかけてくれた笑顔は友達としての笑顔……そうだよ……友達として………















なのに



カンタ
どうしてこんなにドキドキしてんだ……俺…。









どうしてあいつなんだよ。












俺の彼女になればいいのに__ 。








カンタ
素直に応援なんかできるかよ…











そう言って僕は、
空になったコーヒーの入れ物をゴミ箱に捨てた。