第68話

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2020/02/29 16:51
辰哉「わ、お前らまだ起きてたの?」


1番最後にお風呂に入ったふっかが出てきて

私たちに言った


康二「ふっかさんあなたがなぁ」


辰哉「あなたなんかあったの?」


康二「元気ないねん、話聞いたって」


辰哉「おう、わかった。じゃあお前ら寝ろ」


何故か嬉しそうなふっか

そんなふっかに手招きされて

お部屋に入り込んだ


辰哉「なに、どうしたの?」


「ふっかってさ、体売ってる女汚いと思う?」


いきなりの質問にびっくりしたのか

そのまま固まってしまった


辰哉「えっと、どういうこと?」


「そのまんまだよ。汚いなって思う?」


辰哉「俺はさ、そういう人はすげぇなって思うよ。もしあなたがそういう仕事してても汚いとは思わないかな」


そう言って優しく笑った


「ふっかって優しいね」


辰哉「あなたは特別だよ」


なんて言って頭を優しく撫でてくれた


辰哉「んで、次も呼ばれちゃったの?」


私の顔を覗くように聞いてきたふっか

その問いに涙を流しながら頷いた

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