慎太郎「はぁい!あなたちゃんスペシャルとおちゃちゃですよー」
「慎ちゃんありがとう」
慎太郎「程々にしろよー!」
「わかってるよー」
目の前には私がストックしているボトルと
亮ちゃんが頼んだお茶
「ひいてる?」
亮平「けっこう飲むんだね」
「ひいてるでしょ」
亮平「別に」
クスクス笑う亮ちゃんは絶対に引いていると思う
そんなことは放っておき
私は私でどんどん飲む
「亮ちゃん、考え方変わった?」
そう言うと亮ちゃんはフワッと笑った
亮平「うん。あなたが寂しがるからやめる」
「えー、天気予報士いいの?」
亮平「色んな検定取りたいし、今の仕事で満足してるし、いいかなって」
「そっかぁ。」
少し寂しいけど、
亮ちゃんがいなくなるよりかはマシだ
安心感で心が満たされた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!