蓮「ただいまー」
めめが帰ってきて一瞬固まった
蓮「え、なんでいんの?」
大介「休んだ」
蓮「え、休んだ?」
めめはさっくんをみてビックリしているようだった
「めめおかえり、お昼温めるね」
冷蔵庫からご飯を出すと
めめはさらに困惑した
蓮「え、あなたは食べたの?佐久間くんの昼ないよね?」
大介「あなたと半分こした」
ニコニコと笑うさっくんに唖然とする
蓮「あなたお腹空かない?」
「大丈夫だよ」
そう言って温まったお昼ご飯をめめに出す
蓮「佐久間くんたりたの?」
大介「もうね、幸せすぎてお腹いっぱい」
「わけわかんない」
さっくんのワードセンスが面白くて
思わず吹き出す
めめは困惑した表情でお昼ご飯を食べ始めた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。