第28話

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2020/01/18 19:09
その日の夜

いつものように涼太のご飯を食べて

翔太の部屋でごろごろしていたら

仕事先から連絡が来た


「はい」


電話に出るとチーフマネージャーだった

明日の夕方から夜中にかけて

お金は10万円

そんなの行くとしか言えなくて

それと同時に自分の体が汚いとまた思った


「失礼します。」


淡々と切った電話をベットに置いて

フラっと家から出た

必要なのは私の体だけ

そう思うと私という人間を必要としてくれる人が

1人もいないんじゃないかと不安になる

不安になるといつも夜道を1人

フラフラと歩いてた

翔太と会った日もそうだった

結局、環境だけ変わって

中身は何も変わらないんだ

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