翌日目が覚めると涼太の腕の中
涼太「おはよう」
「おはよ」
涼太「あなたいろいろ頑張ってくれてありがとう」
そう笑う涼太に
「家族なんだから当たり前だよ」
なんて言ってみた
涼太「なんかふっかに似てきた?」
「えー!やだぁ」
2人で笑いあってベットからおりて
朝ご飯の支度をする
今日からはもう仕事がないと思うと
背中に羽が生えたように体が軽くなる
「涼太、何手伝う?」
涼太「今日はパンケーキだからたくさん手伝って」
ホットプレートは涼太
私はフライパン
2人で黙々とホットケーキを焼いた
やっぱり涼太のホットケーキはお店のものみたい
この匂いにつられて起きてきた人が1人
キッチンに入ってきた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。