第42話

42話 スクールアウトサイダー
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2019/10/12 12:22
ツリメ
え、マジ?
それって全員で足の速さ競争して、1位になったら願いが叶うやつだっけ?
そらちぃ
うん
エイジ
何で急に?
そらちぃ
この間さ、橘さん倒れたじゃん?
エイジ
うん
そらちぃ
橘さん体、丈夫じゃないらしくて
夏が終わったら…向こうに戻るらしいよ
リクヲ
そうなの?……
そらちぃ
でも、それってもう、俺らにはどうする事も出来なくて、だから俺本気でふな取って、橘さんが早く病気治して、こっちに戻って来れるように札に書いて川に流す事にした
ツリメ
良いじゃん!
リクヲ
空なら何か本当にやるかも
エイジ
絶対取れるって
あなた
あなた
うんうん!そら兄なら絶対取れる!
そらちぃ
だから、俺、今までで1番本気で頑張るから、みんなには応援して欲しい、頼む
ツリメ
おう!任せとけ!
エイジ
しゃあ!やってやろうぜ!
そらちぃ
頑張るぞ!
全員「おー!」
数日後
あなた
あなた
そら兄!!!!
そらちぃ
なn…ってうわ!熱っ!!
あなた
あなた
熱湯鉄砲攻撃じゃあぁぁぁぁぁぁ!
【追いかける】
そらちぃ
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!【逃げる】
あなた
あなた
待てぇぇぇぇぇぇ!
そして当日
あなた
あなた
そら兄頑張れ!
数分後


「よーい、ドン!」
エイジ
来た来た来た来た来た
そらぁぁぁ!頑張れ!そら!
あなた
あなた
お兄!頑張れ!
数時間後
男子「かき氷とか買いに行っちゃう?」
あなた
あなた
そうですね
ツリメ
だな、行こ行こ
男「彼女が出来ますように」
全員【テンションだだ下がりで歩く】
橘さん「??どうしたの?暗い顔して…」
しゅん「ゆりちゃん、あのさ、俺ら札を取ろうと思ってさ…」
橘さん「札?……あ、もしかしてお祭りの?アレ?」
そらちぃ
うん……ゆりちゃんの願いが叶うようにと思ったんだけど………ごめん……ミスっちゃった
しゅん「何言ってんの」
そらちぃ
もう、全部アイツが悪いんだよ!
しゅん「いや、あの人が悪いわけじゃ…」
男生徒1「いや、アイツが悪い、アイツが悪いよ……バッキャロー!」
全員「バカ~!!!!」
橘さん「もう何愚痴愚痴言ってんの?」
【どこかに行く】
全員「ま、待って!」
橘さん「大丈夫!私は流れてなんか行かないから!絶対にまた戻ってくるから!」
しゅん「俺、ずっと待ってるから」
そらちぃ
俺だって!
エイジ
ゆりちゃん!僕、ゆりちゃんを支えるね!
男生徒1「おい!エイジ近いぞ!俺も笑笑」
あなた
あなた
私だって橘さんの事待つ!
ここから「Orange」がかかる
翌日
エイジ
橘さん、本当に行っちゃうんだね
橘さん「うん」
男生徒2「分からない授業があったらいつでも連絡して来いよな」
橘さん「ありがとう」
リクヲ
良かったらこれ…【スキと書かれたスイカを渡そうとする】
ツリメ
いや、それ新手の告白かよって笑笑
男生徒1「いや、そんなにでかいの持っていけないだろ」
ツリメ
確かに笑笑
全員「ざわ…ざわ…」
橘さん「ありがとう…ありがとう」
しゅん「てか何やってんだよアイツ…」
エイジ
来るとは言ってたんだけどね
橘さん「ここでの事は、私、きっと一生忘れないから…人夏の思い出になんかさせないから……みんなも私の事ずっと覚えてててね」
男生徒1「そりゃ忘れないよな」
全員【頷く】
橘さん「またね」【行こうとする】
そらちぃ
ゆり!
あなた
あなた
!そら兄
そらちぃ
来年この花が咲く頃までには帰ってこいよ
しゅん「俺、ずっと待ってるから」
そらちぃ
………俺たち!
橘さん「ありがとう…来年までにはアンビリーバボーなA組になっといてよ」
しゅん「アンビリーバボーはAじゃなくてUだから…」
男生徒1「爆笑」
全員「笑笑」
橘さん【向こうに走る】
エンドロール
あなた
あなた
ねぇ、私の出番無くない?笑笑
ごめんなさい、マジでごめんなさい
だけど、次のNG集めちゃくちゃ出るので( ̄▽ ̄;)
あなた
あなた
本当に?
はい、本当です、本当です
信じてください
マジでホンマに出番無くてすみませんでした

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