第3話

603
2019/12/09 01:53

わしは600歳

わしは

妖怪じゃ

見える見えないは人によるらしいが

わしが殺める相手には見えるようにしておる

でないと

絶望の顔が見られないからの

じゃが

人によるとも言ったが

何か特殊な人間じゃないと見えないらしい

何でかのぉ...

にしても

先の奴...

あなた「中々の度胸じゃったのう...」

わしが暗殺を始めたのは

およそ100年前

わしが見える人間じゃった

そやつは

死ぬ直前に

わしに言ったのじゃ

『あの男を殺めてほしい』

とな

それからじゃ

人を殺めるようになったのは



じゃがわしに人は寄り付かない

見える人間だけが触れられる

それ以外は触れられない



何か新しいものは無いかのぅ... 

ーーーーーーー

今日の依頼は...

ここの国の御偉いさんか

ボディなんちゃらもいたら殺めよう

主と共に死ぬのだ

これより嬉しいことはないじゃろ?

いつもの大きな鎌を持ち

仕事用の袴に着替え

あなた「レッツなんちゃらじゃ」

ーーーーーーー

あなた「また大きな城じゃのぅ...」

あなた「なぁ?」

あなた「そこに居るのは分かっておる。」

あなた「わしが殺める指定にしておった奴ではないな?」 

あなた「わしが見えるとは...珍しいのぅ」

??『えっえっやっぱり侵入者?ロボロ~』

謎の機械に向かって話始めた

あなた「なんじゃ?それは!✨」

??『え、えと、インカム...』

あなた「ほう!人間は面白いものを作るのぅ!どんなことができるのじゃ!」

??『えと、ボタンを押して、話しかけると、同じものを持ってる別の相手と話せる』

あなた「ほ~...✨」

あなた「お主名はなんという⁉」

??『えと...』

あなた「は!わしは用があって来たんじゃった!さらばじゃ!」

??『えちょ、侵入者!?』

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