ーーーーーーー自己紹介を済ませーーーーーーー
あなた「では、わしはどうすればいい?」
グル『色々聞きたいことがあってな』
あなた「ふむ...いいじゃろう」
グル『お前はいつ薬を飲んだんだ?』
あなた「名前呼びで良いぞグルッペン。わしが薬を飲んだのは確か15の時じゃ。もちろん妖怪になって15じゃぞ?」
グル『なぜ薬を飲んだんだ?』
あなた「興味本意じゃ」
グル『じゃあその前世とやらは?』
あなた「記憶が無い」
グル『そうか...』
あなた「じゃが、この城から懐かしい気配がするのと同時にこの場所に強く惹かれるのじゃ...」
グル『つまり、ここに居れば何かを思い出せるかもしれない...と。』
あなた「そう考えたから幹部を許可したと言っても過言ではなかろう」
グル『ほう、他になにか目的があるのか?』
あなた「単なる興味じゃ!✨」
グル『www』
あなた「では鎌の手入れをしてくるな!」
グル『わかったぞw』
ーーーーーーー
とは言ったものの...
あなた「ここはどこじゃ?」
ぬおぉぉぉぉ!わしとしたことが迷ってしまったぁぁ!
あなた「まるで迷路じゃのう...」
全て切ってしまえば済むものの...今日からここはわしの住居にもなるのじゃ
抹消するわけには行かぬ...
??『あ、あなたさん』
あなた「おぉ、お主はショッピか」
ショッピ『そうっす。あの、どうかしたんすか?』
あなた「いやぁ、わしとしたことが迷ってしまってな...わしの部屋に行きたいのじゃが...」
ショッピ『案内しますよw』
あなた「...お主、何を笑っておるのじゃ」
ショッピ『いや...そういう所もあるんだなと...』
あなた「ふむ...そういう所とは?」
ショッピ『いや、天然というかなんというか...』
あなた「......?」
ショッピ『あ、着きましたよ。ここがあなたさんの部屋っす』
あなた「うむ!ありがとうな!」
ショッピ『いえいえ。では』
あなた「おう!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!