第12話

#10
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2024/02/16 13:16
 俺はぷかぷかと浮かぶ風船を叩いた。すると、風船はパンッという音をたてて割れた。
ゆあんくん
あ、これ麻酔銃じゃね?
シヴァ
ホントだ〜
 麻酔銃はじゃぱぱが弾を外してたから、どんな効果があるのか知らんが、銃はなかなか強そうだ。
 これは良いアイテムかもしれない。
シヴァ
ちょっとまって、
 シヴァさんは何かに気付いたようだった。俺は、なに?と聞き返す。
シヴァ
風船があるって事はピエロが近くにいるって事じゃない?
ゆあんくん
 ヤバいすッッッッッッッッッかり忘れてた!
 急いでその場から離れようとする。
ゆあんくん
(あれ…?)
ゆあんくん
(ピエロ…?)
 走って逃げていると、視界の端にカラフルな何かがうつった気がした。
 それはピエロのように見えたが…
シヴァ
ゆあんくん早く!
ゆあんくん
あっうんッ、
 急いでいたから、確認する事もしなかった。もう一度振り向いたけど、そこには何もいなかった。
 やっぱり気のせいか…
どぬく
つまり、ピエロがメンバーの中にいるってこと?あれみたいに。
どぬく
そのー…撮影。
のあ
そうです!
 みんなを探している途中、どぬくさんを見つけ、私達の推測を伝えた。あくまで予想だけど。
どぬく
それありそう…頭いいね
るな
まぁ、るな天才ですから!
 どぬくさんは、少し笑った。でもその顔がどこか緊張している。やっぱり、怖いよね…
えと
私達も考えたけどね?
のあ
ふふっ
 こんな状況下で笑っていられるのは、きっと、まだこれを現実だと思えていないからだ。
 ピエロ、いわゆる殺人鬼がいるなんて…



















 
 ダッダッダッッダッ
のあ
!?
どぬく
え…なに…
 足音。
 誰かが走っているような音があたりに響く。私達は固まっていた。
 すると、前方から、もふくんが走ってきた。
もふ
…ッ!
もふ
逃げて!!!

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