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第3話

思い出の場所
31
2018/03/30 11:03
優茉side

おはよーです!


今日はゆうくんと出かける!


もうちょっとでゆうくんが来るんだよね〜!



コンコン

「はーい」

優「優茉、おはよ!行こっか!」

「うん!」


よし!では、楽しんできます笑



優「どーぞ」

ゆうくんが助手席のドアを開けてくれる

「ありがと」

優しいなー

「ね!今日はどこに連れていってくれるの!」

優「ひみつー笑」

「えー!教えてよ〜笑」

優「俺と、優茉の思い出の場所!」

「そーなんだ笑」

優「あ、ちょっと時間かかるから寝ててもいいよ」

「分かった…ありがと」

そう言って私は寝てしまった




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優「優茉、着いたよ」

「ん…」

優「おはよ笑着いたよ」

「あ…ありがと」

優「よし!行こう!」

ゆうくんは先に降りてまた助手席のドアを開けてくれる

「ありがと」

周りを見渡すと、海に来ていた

「え……海…?」

優「そ!優茉は分かんないかもだけど、俺と優茉が出会った場所なんだよ笑」

「そーなんだ!笑」

優「俺と優茉はね、すっごい出会い方だったんだよ」

「どんな出会い方だったの?」

優「あの日は確か……3年ぐらい前かな

俺は、落ち込んだ事があって、海に来てたんだ。

俺は1人で座ってたら、帽子が飛んできて

『すみません!』って声の方見たら、綺麗な女性がいて、

それが優茉。

優茉も落ち込んだ事があったらしくて、

俺と一緒で気晴らしに来てたんだって。

それから、2人で悩みを打ち明けて、相談し合って、

そんな事をしていくうちに、俺は優茉に惹かれてた

で、ちょうど2年前の今、俺は優茉に告白した

俺はフラれると思ってたから、もう気持ちを伝えるだけでいいって思ってた

けど、優茉からの返事はまさかの『私も好きです』だった。

俺そん時、めっちゃ嬉しくて、優茉にすぐに抱き着いちゃってさ笑

優茉は顔真っ赤で、2人で笑ったんだ


…それが、俺と優茉が出会った時

俺さ!優茉と付き合うのに1年もかけたんだよ!?笑

優茉はさー、鈍感だから、全然俺の気持ち気づいてくれないし笑笑」

「そんな出会い方だったんだ…」

優「そーだよ」

「………」

優「どした?」

「…ゆうくん。」

優「ん?」

「ごめんなさい!」

優「…え?」

「私が…私が…記憶を失ったから、ゆうくんが辛い思いしてる」

優「……優茉。」

「ごめんね」

優「俺は、辛くなんてないよ」

「でもっ…」

優「むしろ、逆にこういう方が、もっかい俺の事好きにさせてやる!ってなるから笑」

「ほんとに…?」

優「うん。ほんとだよ」

ゆうくんが優しい表情で優しく言ってくれる

「ね…ゆうくんはさ…私と付き合ってて幸せだった?」

優「うん!すっごい幸せ!」

「そっか…!!ありがとう」

優「おう!」

優「よーし!帰るか!」

「うん!」

-----------病室

「あ〜、今日は楽しかったー!」

優「お!それはよかったよかった!笑」

「あんまり長くは外にいられなけど、楽しかった」

優「ごめんな笑 ほんとは夕方とかまで出かけたかったけど」

「ううん、全然いいよ!私これだけでもすっごい幸せで嬉しいもん!!」

優「…ありがとな」

「いーえ!笑」

優「じゃー!俺1回帰ってまた来るな!」

「うん!はやく来てよ!笑」

優「分かったよ笑」

「じゃーね!」

優「おう!じゃーな!」












ほんとに今日は楽しかった!!!!!




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