私は毎日親に虐待を受けてる。
私の家は母子家庭で母しかいない、母は私のせいでお父さんが出て行ったと思っている。
本当の理由はこのすぐ手を出す癖が影響したのだ。
それを私のせいにして、こーやって毎日毎日殴られて蹴られてまともにご飯はたべれない
でもお金だけは渡されていた
家に居たくない
だから学校で気を紛らわしたかった
でも..
そうだった。
学校でもいじめられてるんだった。
家でも学校でも私は窮屈でしかなかった。
”死にたい”
知らず知らずそう思うようになった。
無意識に自らの首をしめたり、リスカだってしてる。
そんな私が死ねない理由、
そんなの私の意気地無さだって関係はある。
けど、あの人達のせいでもあった。
『どーも!!すとぷりですッッ!!』
私のひと時、ほんのひと時の幸せらすとぷりという歌い手グループの放送や動画をみることだ。
でも、手には届かない場所にいて、
私とはちがってキラキラ輝いていて人気がある。
遠い存在。
そうだと思っていた、
でもある日そのすとぷりが現実にあらわれたのだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。