私は知っている
ハイドが私の許嫁になった理由
私が夜トイレに行って部屋に戻る際にハイドの部屋の前を通った
そのときに聞こえた話し声
その内容は驚くべきことだった
、
私は許嫁との結婚はそもそも認めてはいなかった
私はネロが好きだったからだ
ハイドが許嫁となった理由もこういうわけだしなおさら嫌だった
私はお父様に言おうと思ったがタイミングが悪く、あれから会えていない
次会えるのはいつだろう…
それまでにネロにあって、このことを伝え
お父様の前でこのことを言い、許嫁との結婚を終わらして、ネロと結婚したい
私はだから…ハイドのことが大嫌いだ
自分のことしか考えず、周りのことを騙して自分のために使う
そんなやつが嫌いだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!