ウボォー「団長、今回は何を盗むんだ?」
クロロ「オークションのお宝を奪う」
シャル「なんのお宝を?」
マチ「古文書とか、団長本好きだし」
フェイ「違うね、きとゲームね」
ノブナガ「とりあえず金銀財宝が基本じゃねぇか?」
あなた「…………違うね」
私は分かる…………クロロ…団長のあの目は……
クロロ「全部だ、オークションのお宝丸ごと全部かっさらう」
それに対して、ウボォーがすかさず声を上げる
ウボォー「本気かよ団長!地下のオークションは世界中のヤクザが協定を組んで仕組んでる
手を出したら、世の中のその筋のもん全部敵に回すことになるんだぜ!!」
クロロ「怖いのか?ウボォー」
ウボォー「嬉しいんだよ、嬉しくてたまんねぇ!さぁ、命じてくれ団長!!今すぐ!!!」
あなた「…………」
ふふ、私はこの瞬間が本当に大好き
クロロ「俺が許す。殺せ、邪魔する奴は1人残らずな」
その瞬間、ウボォーの喜びの声が廃墟に響いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!