第38話

34話
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2021/07/09 07:32
あなた「…………あー、気持ちぃ~」





気球の上ってこんなに気持ち良かったんだ~

風が気持ち良いわぁ

ホワホワした気持ちで気球に乗ってるとウボォーの声が聞こえた







ウボォー「この中に、ユダがいるぜ」

あなた「え、マジで??ヤバ、ウケる、絶対ヒソカじゃん((アイテッ、え、なんで叩いたの?なぜ??」

シャル「いや、ほんとに空気読まないなって」

マチ「あんた、話聞いてたかい?」

あなた「いや全く、聞いても忘れるしいっかなって」

クロロ「「まぁ、あなたには難しい話だったしな、寝てていいぞ永遠にな」」

あなた「いやお前それ死ねって言ってるから」

クロロ「「ははっ、冗談だよ」」





いや冗談っていう声色じゃなかったんだけど??

私たち普通に仲良いよね?なんで??え、私の勘違い?片思いですか?





あなた「…………シャル~」

シャル「うわっ、何?暑苦しいんだけど」

あなた「クロロ…じゃなくて団長が酷い………………てか、シャルめっちゃいい匂いだね、好き」

シャル「知ってるってば」

マチ「あんたらいろいろうるさい黙りな。特にあなた」

あなた「…なぜ…」








うわっ、無視だ

みんな無視してるし、てか最初から一言も発してないやつもうなんなん?

話せよ

なんのための口だよ、クソが








クロロ「「…話を戻すが、ユダは居ないよ。それに俺の考えじゃ、ユダは裏切り者じゃない

ちなみにユダは銀30枚でキリストを売ったとされているが、俺たちの中の裏切り者はいくらで俺たちをマフィアに売る?

メリットを考えろ。マフィアに俺たちを売って"そいつ"は何を得るんだ?

金か?名誉か?地位か?

それで満足するようなやつが俺たちの中に本当にいるのか?」」

ウボォー「さすがにそんなやつはいねぇな」

クロロ「「だろう?それともうひとつ解せない点がある。密告者がいると仮定するとあまりに対応が中途半端だ。

俺たち蜘蛛はA級首だ。もう少し警戒してもいいんじゃないか?」」




あなた「……」




よくこんなに口が回るもんだ

頭もか、どんだけ頭がいいんだよ、羨ましいなコノヤロウ

ていうか、話が長すぎるんだよ





あなた「(早く終わんないかな~)」


























あなたが言った、ユダはヒソカだという発言が嘘か真か

それが分かるのは、もう少し先のお話である

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