あなた「…………あー、気持ちぃ~」
気球の上ってこんなに気持ち良かったんだ~
風が気持ち良いわぁ
ホワホワした気持ちで気球に乗ってるとウボォーの声が聞こえた
ウボォー「この中に、ユダがいるぜ」
あなた「え、マジで??ヤバ、ウケる、絶対ヒソカじゃん((アイテッ、え、なんで叩いたの?なぜ??」
シャル「いや、ほんとに空気読まないなって」
マチ「あんた、話聞いてたかい?」
あなた「いや全く、聞いても忘れるしいっかなって」
クロロ「「まぁ、あなたには難しい話だったしな、寝てていいぞ永遠にな」」
あなた「いやお前それ死ねって言ってるから」
クロロ「「ははっ、冗談だよ」」
いや冗談っていう声色じゃなかったんだけど??
私たち普通に仲良いよね?なんで??え、私の勘違い?片思いですか?
あなた「…………シャル~」
シャル「うわっ、何?暑苦しいんだけど」
あなた「クロロ…じゃなくて団長が酷い………………てか、シャルめっちゃいい匂いだね、好き」
シャル「知ってるってば」
マチ「あんたらいろいろうるさい黙りな。特にあなた」
あなた「…なぜ…」
うわっ、無視だ
みんな無視してるし、てか最初から一言も発してないやつもうなんなん?
話せよ
なんのための口だよ、クソが
クロロ「「…話を戻すが、ユダは居ないよ。それに俺の考えじゃ、ユダは裏切り者じゃない
ちなみにユダは銀30枚でキリストを売ったとされているが、俺たちの中の裏切り者はいくらで俺たちをマフィアに売る?
メリットを考えろ。マフィアに俺たちを売って"そいつ"は何を得るんだ?
金か?名誉か?地位か?
それで満足するようなやつが俺たちの中に本当にいるのか?」」
ウボォー「さすがにそんなやつはいねぇな」
クロロ「「だろう?それともうひとつ解せない点がある。密告者がいると仮定するとあまりに対応が中途半端だ。
俺たち蜘蛛はA級首だ。もう少し警戒してもいいんじゃないか?」」
あなた「……」
よくこんなに口が回るもんだ
頭もか、どんだけ頭がいいんだよ、羨ましいなコノヤロウ
ていうか、話が長すぎるんだよ
あなた「(早く終わんないかな~)」
あなたが言った、ユダはヒソカだという発言が嘘か真か
それが分かるのは、もう少し先のお話である
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。