私は高校2年生の高柳 梨々花。
【梨々花〜、また勉強してるの?】
そう声をかけてくるのは私の親友のみさちゃん。
「もうすぐ中間テストじゃん、やらないとね!」
【ほんとに、真面目だね(笑) そりゃ、男も出来ないわ、】
「う、うるさいよ!!(笑)で、出来なくてもいいもん!!(笑)」
【勉強も大事だけど、恋も大事だよ〜♪】
私の学校は女子校で、でも皆は他の学校の子と付き合ったり、仲良くしたり、、
「私には関係ないかなぁ、、」
【あ!そうだ!今度、合コンあるけどいく?というか、もう決まり!梨々花は行くの!!】
「え!勝手に決めないでよ〜!」
と来週、私は合コンに行くことになってしまった。
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【え〜ほんと?!嬉しぃ〜!!】
とまぁ、みさはいつも以上に楽しんでいて、
«ねね、梨々花ちゃんは彼氏いるの?»
と全く興味ない人から聞かれたり。
なんとかその場を乗りきった。
【今日はハズレだね、、笑】
「え?あんなに楽しんでたのに?!」
【そう??また今度するから梨々花また来て泣】
「え〜、でもいいよ、みさの為なら大丈夫よ!」
と私たちはそんな話をしながらお互い別れた。
家に向かってる途中。
??『すみません、、』
誰かに声をかけられた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。