第21話

🌼
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2021/06/17 11:51
だいぶ学校にも慣れてきた^_^

専攻の授業も少しずつ増えてきて、
ピアノと向き合う毎日になっている。




小さい頃からずっと弾いてきたピアノ。
私は天才ではない…
毎日毎日、努力してやっとここまできた。
クラシック一筋でやってきたけれど、
ここではそうも言ってられない。

いろんなジャンル、いろんな表現方法
新しいことが次から次へとふってくる。


(なまえ)
あなた
はぁ〜今日もうまく弾けなかった…


ハリンたちどうしてるかなー?と思って
ダンススタジオを覗いてみる。


ホソク
ホソク
ハリン!カウントずれてるって…
〜♪    ダンッ

ホソク
ホソク
今!今のとこ!
だからさぁ…そこg…
ハリン
ハリン
わかってるよ!!
何回も言わないでよ!!!
まだ掴めないってわかんない?!


なんだか揉めてる…

みんな必死なんだな。
頑張ってる。

私も弱音吐いてる暇あったら練習戻ろっかな





ガチャ


(なまえ)
あなた
あれ?ユンギ…??

ピアノの前に座って鍵盤を見つめるユンギがいた

ユンギ
ユンギ
あ…開いてたから勝手に入った。
すまん
(なまえ)
あなた
え?いいけど、どしたの?
ユンギ
ユンギ
あー。
授業終わったし帰ろうかと思って。
ユンギ
ユンギ
たまたまピアノ見えたからさ。
(なまえ)
あなた
まさか弾けるの?
えっ!聞いてみたい(*^^*)
ユンギ
ユンギ
やだよ、上手くねぇし。
ピアノ科のあなたさんの前じゃ恐れ多いw
ユンギ
ユンギ
あーー、
なんか弾いてよ
(なまえ)
あなた
え〜恥ずかしいな
高いよ、コンサート代ww



そう言って弾いたのはとても大切な曲。

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