第3話

第2話:告白と過去
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2018/11/25 08:06
男子生徒
好きです!付き合ってください!
この言葉…何回聞いただろう。
もう、聞き飽きた。私は毎回こう言う。
亜衣
ごめんなさい。まだそういうのは考えてなくて…
男子生徒
そうですか…でも、諦めません!
貴方が振り向いてくれるまで、諦めません!
また告白されてんの?
亜衣
爛…うん。ああ言ってさ、皆感情が変わったみたいに諦めてる。
だったらなんでああ言うこと言うのかな。
さあな。
爛目線
亜衣…悲しそうな顔…
皆諦めてるのは俺が操ってるからだ…
他の奴に取られないように、亜衣に告白した奴、皆の好きって言う感情を他の奴に向けてるから…
だって、亜衣の事…好きだから…
でも、こんな事良くないよな。前にお前が言ってたな。
亜衣(幼少期)
らん!その、かんじょうをあやつるのうりょくを、わるいことにつかっちゃダメだよ?
爛(幼少期)
わかってるよー
ふっ…懐かしいな…でも俺は約束を破った…好きだからなんて理由で…
ごめん、ごめん。亜衣…
亜衣
…襴?どうしたの?
?あ、いや…なんでもない。

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