あれからさらに1年たった。
私たちは高校に進学した。
紫耀はまだ入院してる。
なんかの数値がおかしいとかなんとかで。
パンっ パンっ パンっ(クラッカーを鳴らす音
そう、今日は3人の高校進学祝いをする日。
病院から許可をもらって、怪我しないくらいに
騒いで遊びまくるぜ!
(★∞★)YEAH♪
私達は一日中遊びまくった。
楽しい時間はあっという間だな…
もうあと2時間で帰らなきゃ。
そんな時。事件は起こった。
紫耀は動かなくなった。
やばい、また紫耀と離れ離れになっちゃう!
そんなの……もう嫌だ!
看護師さんが紫耀を担架にのせる。
医者 「これから緊急手術をします!!」
お医者さんの言葉に、私は全身の力が抜けた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。