橙side
俺が嫉妬なんてしてなければ…気持ちを抑えてれば………
どもどもジェルさんです!
明日はなーくんと付き合って1年の記念日なんよね!
だからその日のために今からプレゼントを買いに行ってくる所なんよ!
楽しみやなぁ…!
俺が見つけたのは紫と橙色の綺麗な宝石が付いた2つセットのブレスレット。
俺はわくわくしながら家へと帰った
はずだった
なーくんが隣に居る女の人と楽しそうに話している
俺は声を掛けずに家へと帰った
でも俺はなーくんと同居しとるんよなあ…今日聞いてみっかな…
(時間が過ぎました〜By主)
自分は女の人と楽しそうに話とったくせに…なんやその爽やかオーラ…
俺は信じられなかった
なーくんはそんな事しないって知ってるでも……あの言葉が嘘でいつか俺は捨てられるんじゃないかって…
そんな事を思っていたら不意に涙が零れてきた
俺は全て吹っ切れたくて言ってしまった
こうして俺と彼のとてもとても忙しい1日が終わる
翌日
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。