あなたside
病院に来た
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
寒いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
寒さに耐えながら医者に
診察してもらうと...
あなたの個性は...
帯電です。
今日調べたところは
"冷風"とでたのですが...
へっ?
その寒さの原因はその
冷風の個性の制御が
出来ていないから
だと思います。
じゃあ私は個性が2つ...?
そういうことになります。
その帯電や冷風はどっちが
右手とか左手とかは決まって
いなくて、使い方さえ
分かれば結構良い
個性ですよ。
そうなんですか...
冷風の制御出来るよう
頑張ります。
頑張ってください。
はい。ありがとう
ございます。
あなたすごいわね!
不思議なことも
あるもんだね~
まあ、熱とかじゃなくて
良かったわ。
帰ろうね。
うん。
帰って来ました
私こっそり
部屋に戻るね。
うん。
(うーん...
どうすれば制御
出来るかな?)
(まだ寒いし)
分かんないよぉぉぉぉぉぉぉ
帯電みたいに感覚掴んだ方が...
頑張らないと...
そこから1時間奮闘しました
o(`^´*)ガンバッテマス
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ←
とりあえず感覚は掴めた☆
私、才能マンだy...←
今のところ、冷風は
右手の方が使いやすいな~
左手でも使えるけど風量がない。
そんなに右手が風量あるわけ
じゃないけど。
訓練していかないと!
リビング行こうかな。
どうも~
おっ!やっと来た!
やった!
あなたちゃんは
やっぱりかわえ~な~
あ、ありがとう!
るせぇんだよ。
ごめんなさい。
(何で怒られた?)
そんなに固くなんなって!
爆豪のこと気にすんな!
うん!(即答)
(即答...w)
爆豪くんもそんなに
怒らなくていいじゃ
ないか!!
大丈夫だよ。
なら良いんだが...
(とっても居づらい...)
あなたちゃん!
あっち行こう!
うん!
トコトコトコトコ
お茶子ちゃん。
ありがとう!
女子が女子を助けるのは
当たり前!
今日何で私呼ばれたか
分からんし。
そうなんだ...
あのね、実はさっき
病院行ってきたんだ。
そーなん!?
何か寒かったから...
大丈夫?
大丈夫大丈夫!
何で寒いか調べて
もらったら
私のもう1つの
個性だったんだ!
もう1つ?
私の元々分かってた個性は
お兄ちゃんと同じ帯電
だったんだけど、
今日...っていうかさっき
"冷風"っていう個性も
あることが分かって...
ほー...
まだお母さんとお茶子ちゃん
しか知らないから。
へぇー...って
それ私すごいんやない!?
そうかも...w
イェーイ!
イェーイ!
wwwwww
wwwwww
ちょっとどこか
出掛ける?
男子たち居なくなるまで
時間稼ぎ!w
さんせーい!w
よーしレッツゴー!
レッツゴー!
そんな感じで外に出てきたけど
...どこ行く?
...どこ行こう。
決めてなかったw
いや私はあの空間から
抜けられただけで
十分!!
( ^ω^ )ブフッ
wwwwww
その後は街をぶらぶら話をしながら歩いて
時間をつぶしてました。
しばらくしてから
お兄ちゃんの
「今どこ居んの?」と
いうLINEで家に戻りました。
(LINEは既読無視)←←
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。