第2話

嘘なんかつけない
10
2019/02/22 15:19
時はすぎて10月。家庭科の授業、調理実習で私達は調理室にいた。今日はきゅうりの切り方のテストだ。緊張してる…ここは頑張ってきた成果を出さないと 包丁を手に持ち緊張した面持ちできゅうりを切り始めた。練習してきた乱切りも上手く切ることが出来た。他の人が切っているところを見ていると、
トントン 一瞬ビクっとなった。「お前の切り方よりも俺の方が上手くない?」ん? この声はかけるの声だ。胸がバクバクした。話せることが嬉しくて、
私は、笑顔でかけるに返答した。「そうかな?笑
まぁ上手いかも…笑」この頃から私たちの距離は近くなった。この時はただからかわれていたということに過ぎないと思っていた。

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