You side (高校時代)
時は進み、気付けば3月。
あと少しで2年生も終わりにさしかかろうとしている。
これからの進路についても考えないといけない時期にもなっていた。
廉は勉強も出来る方だし、大学に行くんだろうなと1人で考えていた。
私は特にやりたいこともないし、普通の大学を希望するつもりだ。
~放課後~
登下校は必ず2人ですると約束しているため、毎日登下校は一緒だ。
廉から大事な話があると言われ、私たちはそのまま公園に向かった。
ベンチに座り向かい合う体制になって
いつにも増して廉の顔が真剣で、私の体にも自然と力が入る。
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設定ガバガバなんですが、廉くんは高3の4月に事務所入所、廉くんと恭平くんは同級生という設定です!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。