あなた「バカバカ言わないでよ…」
樹「何にも分かってないんだから仕方ないじゃん」
あなた「樹が深く考えすぎなんじゃないの?」
樹「俺じゃなくて、目黒の方見てみろずっとこっち見てんぞ?」
あなた「へ?」
樹にそう言われて
目黒くんの方を見るとバチッと目が合った。
あなた「た、たまたま見てただけじゃん。こんなんで私を好きなんて思ってたら…自意識過剰になっちゃうじゃん」
樹「んまぁ、鈍感なお前に分かれって言った俺が馬鹿だったわ…俺がずっと好きだったのも分かってなかったしな…」
あなた「え?ずっと?ずっとっていつから?」
樹がずっと好きだったとか
初耳なんですけど!!
大我「ビール10杯とハイボール8杯お願いしまーす」
樹「はいよー、」
あなた「ねぇ、いつから好きだったの?」
樹「注文入ったろ、仕事しろ」
あ、逃げた。
あなた「ねぇ、教えてよ」
服の裾を引っ張っり
甘えた声で言う。
樹がこれに弱いの知ってるから…
樹「お前なぁ…」
振り向き
困った顔をする。
言いたく無さそうだけど、
私はどうしても聞きたくて
上目遣いをして
可愛子ぶる。
あなた「気になるんだもん」
なんだかんだか言っても
樹は私には甘い。
ここは折れて言ってくれるかなと思ったら…
グッと手を引っ張られて、
ビールグラスの棚の横の壁に追い詰められた。
な、なに?
樹を見上げると
ニヤッと悪そうに笑って
キスをされた。
あなた「っ////」
樹「少し黙っとけ」
そう言い
樹は何も無かったかのように
注文されたビールを用意しに行った。
し、心臓に悪っ///////
みんないるのに
こんな所でキスするなんて//////
バカじゃないの?と思いつつ
嬉しくて仕方なかった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。