第75話

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2023/10/16 11:39 更新
あっとゆう間に店内は満席になり

テイクアウトのお客さんもいるしで
とても忙しくなってきた。


中にいとけと言われたけど…

みんなビールやジュース、軽食を運んだり
注文取ったりとめちゃくちゃ忙しそうなので…


私だけ中に居るなんて出来なかった。



このビール2番テーブルに運ばなきゃ…



メンズ達はジョッキ4つ簡単に持ってるから
やってみたけど…
零しそうだわ…


慎重にジョッキを2番テーブルに持って行くと…




結奈「ゲッ、よりによってお前かよ」



こっちが ゲッって言いたいわ。



あなた「お待たせしました~」



ゆうみ「何で、湊崎がいんの?」



あなた「ジェシーに誘われてバイトしてるから」




ニコッと営業スマイルする。

奥にいる くいな は何も言わずに座ってて
目も合わそうとしない。



結奈「お前じゃなく樹がいいから呼んできてくんない?」



あなた「私が呼ぶわけないじゃん」



結奈「は?」



あなた「彼氏にベタベタしないでくれる?」



ゆうみ「彼氏だって~wどーせ遊ばれてるくせにwww」




こんなに言われてるのに
くいな は ビールを飲みながら携帯を触って
何も言ってくれない。

みんなの言う通り 友達と思ってないって事だね…


北斗の事色々と教えるんじゃなかった…
って後悔しても遅いけど。



あなた「遊びかもしんないけど、少なくともあんた達より遊んで貰えてるから 樹に言っとくね?」



結奈「は?」



あなた「あんた達に嫌な事言われたの~っ、絡まれるのヤダからもう関わらないで?って」



絡まれて シュンとなる程
私は大人しくない。

ニコッと笑って言い返すと



結奈「うっざ!」


望月 結奈は
そう言い運んできたビールをわざと落として
ガッシャーンと割った。




あなた「あっ、」




結奈「最っ悪!!足濡れちゃったじゃーん」



自分で落としておいて
あたかも私が落としたように大きな声で


ゆうみ「店員、何してんだよー謝れよ」



こっちが最悪だわ。
何で悪くないのに謝んなきゃいけないのよ!!



結奈「タオル持ってきて足拭けよ」



は?
誰がそんな事…



樹「大丈夫か?」



接客を終えた樹がすぐさま駆けつけてくれた。



結奈「ちょっと足濡れたけど…だい、



樹「怪我してない?」



望月 結奈じゃなく私に向けての
大丈夫か?だったみたい。


ざぁま。


あなた「だ、大丈夫だよ!でも、ジョッキ割れちゃった…」



樹「いいよ。気にしなくて」




こうなったら私とあんたの違いを見せてやろうじゃない。

やられたらやり返せだ。
ふん。



ジェシー「あなた、大丈夫?」




ジェシーも心配して来てくれた。


あなた「ごめんなさい。ジョッキ割っちゃった」


シュンとして見せて
しゃがみこみ割れたジョッキを集める。


樹「怪我したら危ないから触るなって」



あなた「でも…」


ジェシー「後は俺が片付けておくから…」



あなた「いたっ!!」



樹「あーほら、危ないって言ったじゃん」



ジェシー「樹、スタッフルームに連れってやって…青い扉の棚の中に救急箱あるから」



樹「りょーかい。後よろしく」




あなた「ごめんね?」



樹「お前は何も悪くないよ」



ジェシー「そうそう。悪いのはぜぇーんぶコイツらって分かってるから」




結奈「な、別に私たちは…」



ゆうみ「そうだよ!湊崎が勝手に…」




ジェシー「はいはい。例えあなたが割ったとしてもお前達が悪い」



結奈「は?」




樹とスタッフルームに向かう。
後ろからめちゃくちゃ怒ってる彼女達の声に

ざぁまと思いながら

見せびらかすように
樹の腕にこれでもかってくらいに引っ付いた。



樹「なに、どうしたの?」


あなた「手が痛くて歩けない」



樹「手と足、関係ないじゃんw」



あなた「いや?」



樹「んなわけねぇーじゃん」



あなた「ふふ。よかった」



コッチを見てるか分かんないけど、

私は樹にくっついても嫌がられないんだよ。って
アピールをしながら
スタッフルームに入って行った。







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