あなたside
"西村拓哉"
今や大人気のジャニーズJrの一人の彼。
そんな彼は今_____
「あなた〜おーいあなた〜?」
私の家、私の部屋で勝手に漫画読んでました(
『いっつもいっつも入ってくるな!』
西村「ベランダを軽々飛び越えれる場所にあるのが悪い。」
『私の責任じゃなくない!?』
西村「あなたん家なんでしょ?」
『…揚げ足とんな((』
関西ジャニーズJrとして活動している
彼は、私の幼馴染なんです。
3歳のとき、私の家の隣に
新しい家が建った。それが拓哉の家。
それから幼稚園、小学校、中学校、そして高校。
ずーっと同じとこ入って、
2年に1回、絶対同じクラスっていう
謎の法則で今年は同クラです(
拓哉「何独り言言ってんの?」
『顔近いから!!』
拓哉「はあ??」
『漫画直しといてね!?お茶入れてくる』
拓哉「ありがとおー」
んー、分かった人おるかな?(笑)
拓哉がジャニーズ入ったことは分かってるけど
私は拓哉が好きなんです。はい。((
拓哉のファンの人ごめんなさい🙇♂️
まあでも、付き合うこともないと思う。
…付き合いたいなんて言えないから。
『はい拓哉お茶』
拓哉「ありがと〜」
『ん』
拓哉「なああなた?」
『何?』
拓哉「いつになったら関ジュのLIVE来てくれるんー?」
『一生行かないから安心して』
拓哉「なんでーなあ」
拓哉「まいジャニも出てる時すらみてくれへんし」
行ってます見てますFC入ってます((
『でもね、最近一回だけ見たんよ』
拓哉「え、まじで!?どうやった!?」
『彪太郎くんカッコイイ』
拓哉「え、彪太郎じゃなくて俺!!」
『特にないわ。彪太郎くんのためなら見よかなって感じ』
拓哉「…なんでなん」
ごめんね彪太郎くん、でも私顔は彪太郎くんの方が全然好き。(
『え?』
拓哉「やっと見てくれたと思ったらなんでなん」
『どゆこと?』
拓哉「俺、あなたが好きやねん」
『…は?』
拓哉「俺ジャニーズやから普通には無理やで
でもな、お前がほかの男に取られるの絶対嫌やねん」
『えっと…?』
拓哉「俺と付き合って。」
『拓哉ジャニーズやん。あかんのやないん?』
拓哉「あなたが傷つくこともあるかもしらんけど
俺はあなたと付き合いたい。」
『なあ拓哉、』
拓哉「ん?」
『うち実はまいジャニ毎回見てる。』
『ライブもFC入って何回か行ってる。』
拓哉「え、?」
『ずっと拓哉が好きで、
せやのにジャニーズ入って遠くなって』
『それでも知らない拓哉が出来ないように』
『ずーっと見てた。』
拓哉「なにそれ。」
拓哉「可愛すぎるから。」
『これからお願いします(笑)』
拓哉「こちらこそ(笑)」
恋をすると人は何だかなんでも出来る気がするようです
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。