そのあとは
今まで通りふつーに過ごしてきた
ご飯一緒に食べたりとか
ふつーに、ほんとに通常運転で。
そんな時、ほんとに仲の良かった友達から
呼び出された。
きっとあっちに意図なんてない。
ごく自然に。
通常は壊される
友達「あなたさ、今日正門と帰んないで欲しいねん
ゆいが一緒に帰ろって誘いたいらしいから」
『なんでゆい?笑』
友達「え、あなた知らんの?」
『なにが?』
"ゆいと正門、付き合ってるやん"
なに、それ、?
友達「あ、マジで知らんかったんや」
でもなんで正門言わんのやろ〜
あなたと仲良いのに
そんなことをブツブツ言いながら
去っていく友達に
私はそれが本当なのか分からないまま
いつもの放課後が来た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。