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第2話

なんでもない
「なんでもない」で誤魔化せないかな…
無かったことにできないかな…
思い立ったらすぐ行動するタイプの私だ。

気がついたら洸哉の元にチャットアプリでメッセージを送っていた。
我に帰りハッと画面を見る。
そこには緑色の吹き出しの中に、ポツリと短い文章が書いてあった。
恐る恐るなんて送ったか見直す。
凛
「ごめん、結局洸哉が好きだった。」
凛
……
凛
えぇっ!!??
待ってこれ…やばいよ!?私!!
すぐに送信取消しようと思い、送信取消の文字をタップする。
だが、神様は意地悪だ。
送信取消が終わる前に、「既読」の文字がついた。
送信取消ができたのは、時すでに遅しだった。
凛
えっ、まってこれやばくね。
凛
終わったじゃん。
あいつのことだ。きっと既読無視するだろうな…
しかも人の好きな人30秒でバラすやつだぞ。
明日なにが起こるかは予想がついた。
いやいやいやいや!そんなこと考えるのはよそう…!
凛
「いや、なんでもない」
遅いだろうけど、文字を打って送る。
今度はすぐに既読がつくことはなかった。
〜翌日〜
あれからと言うもの、そわそわして寝れやしないし、結局スマホを弄って夜を過ごした。
なんだろう…嫌な予感が今になってしてくる。
とりあえず、学校行かなきゃな…
凛
あああああ助けて
磨衣
なに?どうしたの?
凛
クソ眠い
優奈
いやほんとにどうしたのw
凛
昨日寝れなかった…
磨衣
確かに隈すごいね…
凛
しかもさ…洸哉に告白しちゃったんだよ…私…
磨衣
えっ
優奈
ついにか
凛
そうだよ…
優奈
で?返事は?
凛
既読無視★
磨衣
うわ…キッツ…
凛
なんと言われるか…不安すぎる
優奈
まぁ…頑張って
凛
なにを頑張れと…
〜学校〜
凛
お、おはようございます…(小声)
教室に入るなり、真っ先に洸哉と目が合ってしまった。
凛
嘘やろ。
すぐさま自分の席につき、落ち着こうとする。
凛
(ちょっとヤバいんじゃない?)
凛さん!!洸哉さんに告白したのって本当なんですか!?
凛
はっ!?
は、はぁ!?
凛
え?な、なに??
え?告ったんじゃないの?
凛
え?ん?シランヨ??
え?告白したんだろ?
凛
ソンナノシラナイヨ??
なに?こいつ急にどうしたの??

てかなんで知ってんの!?


唐突すぎて片言になるよ??
凛
てかうるさい!
やっぱ告白したんだ!!
凛
は…はぁ??
てかこいつ大声すぎる!!

クラスの全員にバレた!?
凛
てか、え?なんで?
洸哉に聞いた!
凛
あの野郎…
てかなんでそんなに自信満々なんだよ。
凛
なに言いふらしてんだよ…
あ、じゃあやっぱ告ったんだ?
凛
いやだから知らねぇって!!
まぁいいやぁ!
凛
だからなんなんだよぉ…
あんのやろぉ…