第10話

混乱
……は…?
凛
な…冗談キツいよ〜w流石に…w
洸哉
洸哉
冗談じゃねぇって
凛
…嘘ばっかだな…本当に…
洸哉
洸哉
ごめんな…お前は…まだ俺の事好き?
凛
…?
洸哉
洸哉
ようやっと素直になれたんだから、お前が言ってくれるだけでいいんだ。
凛
…え…
洸哉
洸哉
お前が…好きだから。
凛
…嫌いとか言ってたくせに…
洸哉
洸哉
だから、それは嘘だって。
あのときの言葉がフラッシュバックする。
「俺がいうことほぼ嘘だと思っていいよ」
凛
…大嘘つき…
洸哉
洸哉
ごめんって…泣くなよ…
凛
は…はぁ!?な、泣いてねぇし…!
洸哉
洸哉
泣いてんじゃん…w
優しく、ギュッと抱きしめられる。

男性に抱きしめられるなんて、初めてだ。

自分より何センチも高い身長で、誰よりも暖かい。

なんだか今までずっと片想いだった人に抱きしめられてると思うと、涙が止まらなくって。
洸哉
洸哉
…ここまで嘘ついても、まだ俺の事好き?
凛
…うん…
洸哉
洸哉
…嘘つき…w
凛
お前の方が嘘つきな…。
洸哉
洸哉
ごめんって…w
洸哉
洸哉
こっちみて
俯いていた頭を上げると、すぐそこに洸哉の顔があった。
凛
!?////近い!!////
洸哉
洸哉
顔赤…w
でも、そいつの顔は幸せそうで、いつもより柔らかい笑みだった。
洸哉
洸哉
名前、覚えてる?
凛
あ、当たり前でしょ…
なんか恥ずかしくなって目を逸らす。

だって、こんなのキスしてるも同然じゃ…
洸哉
洸哉
俺の名前呼んで?凛
凛
!!??//////
凛
こ…洸哉…?
洸哉
洸哉
めっちゃ顔赤いけど、大丈夫か?w
しかもなんで疑問形w
凛
…凛って呼ぶの、私だけ?
洸哉
洸哉
なんで?
凛
いや…苗字で呼ばないから
洸哉
洸哉
凛って呼ぶのはお前だけだよ。
凛
…なんで?
洸哉
洸哉
ん〜…苗字だと呼び慣れてないからかな?w
凛
なにそれ…
ちょっと顔を赤くして、悪戯っぽく笑う洸哉が愛おしすぎて…
凛
…その顔、ほかの誰にも見せんなよ…
洸哉
洸哉
こっちのセリフなw
磨衣
ちょ…凛!?え!!??
凛
うわっやべ
磨衣
…!!???凛ちょっとこっちきて!!
凛
は、はい、
突如現れた磨衣に手を引っ張られる。
凛
な、なに?どうしたの?
磨衣
叶ったの!?
凛
なにが?
磨衣
長年の片想い、叶ったの!!??
磨衣はすごく嬉しそうで、驚いた顔をしていた。
凛
うぇ、た、多分…
叶ったと思うと恥ずかしくて、顔を赤くする。
磨衣
やったじゃん!!あーでも、先越されたか〜…
凛
…ははっw磨衣も告白すりゃいいじゃん…w私が叶うんなら磨衣も叶うでしょw
磨衣
な訳ないでしょ〜。夢見させるな
凛
え〜?w大丈夫だよ。磨衣ならできるっしょ
磨衣
…いや〜嘘つきは1人じゃなくてもう1人はいるんだな〜…
凛
磨衣嘘つきなの?
磨衣
…秘密!w
磨衣がニヤッと笑うと、私もつられて笑ってしまった。
どうやら、磨衣も嘘つきっぽいな。頑張れよ!磨衣!
凛
…てか、このタイミングでモテ期くるとはね〜…w
磨衣
確かにw羨ましいよ〜あんなイケメン2人に…
凛
あ、確かに!なんで!?
磨衣
知らねwまぁいいじゃん?w
凛
う〜ん…
…(ちゃんと言えたっぽいな)
磨衣
…てか、洸哉置いてけぼりにしちゃったけど、大丈夫?
凛
あ、そうだよ!
……ったな!
洸哉
洸哉
…えに言われる筋合いはねぇ!
向こうから2人の声が聞こえる。
凛
あ、礼
磨衣
…どうやらいい感じになったんだね
洸哉
洸哉
…でも、ありがとな。
別にいいんだよ!俺が勝手にした事だ!
中学生活の最後、とっても楽しい恋愛ができてよかったです!