第7話

梨沙の返事
925
2018/05/18 14:41
彩香に応援され、屋上のドアを開けた。

ガチャ((開く音


ドアを開いたら部活のユニフォームを着た大久保がいた。

(あれ、暇って言ってたけどもしかして部活だったのかな?)

大久保はユニフォームを着て部活を切り出して屋上に来てくれた。
夕陽が君を照らして汗が光って見える。
今の大久保はあんまり見ない姿のせいか、凄くカッコ良く見えた。


「あ、返事…」
と切り出してきたのは大久保。
緊張しているのか私の顔を見ない。

「あ、あの、私ね。」
「うん。」

返事をOKするだけなのに凄い緊張する…
「私、こないだの返事…お、おっけー…です…」
「え、ほんと?」
「うん、私も大久保のことが好きです。」

言えた!ずっとこの言葉がいいたかったんだ。
なぜか私は言った途端涙が溢れてきた。

すると、大久保はびっくりした顔をして

「え?泣くほど緊張したの?笑」

「そ、そりゃあね!」
「まじか!でもめちゃ嬉しいなあ~これからよろしくな!じゃあ…俺、部活あるからグラウンドに戻るね」


「あ、うん!」

大久保が屋上のドアを開けようとした時私は
「あ、部活…頑張ってね…!」

はにかみながら私は言った。
思ったよりも噛んでびっくりした。

すると大久保が満面の笑みで

「おう!じゃあな。」

バタン((扉の締める音


「ついに、言えた…」

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