第44話

愛されたい 43
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2022/02/10 12:08
あなたside




物間「やぁやぁ、A組のみなさん。君達ヒーロー殺しに遭遇したんだって?」



















あなた「……。」まぁ、今まで突っかかって来なかったのが奇跡か……
















物間「体育祭に続いて注目ばかり浴びているよね?しかも、その注目もトラブルを引き起こしての注目……あぁ、怖い。いつか僕らもそのトラブルに巻き込まれるかもしれないなぁ……あぁ、こわ…… バシッ💥
















拳藤「物間シャレにならん!飯田の件知らないの!?」
















あなた(馬鹿だよなぁ……物間って……)
















飯田「いや、僕なら大丈夫だ!」
















拳藤「ほんとにごめんな、A組。こいつ心がちょっとあれなんだよ。」
















A組((((((心が!?!?))))))
















拳藤「さっきさ、期末の演習不透明とか言ってたよね?入試みたいな対ロボット戦闘らしいよ。」
















麗日「え!?ほんま?」















あなた「どこ情報なの?」
















拳藤「あぁ。私知り合いに先輩いるからさ、ちょっと聞いたの。」
















緑谷「いや、ずるじゃないよ、きっとそういう、情報収集の力も試験の一環だったのかもしれない。一人一人のそいういう……ブツブツブツブツ」
















あなた「お気になさらず、いつもの事です。」


















―1-A







上鳴「なーんだ!ロボならぶっぱなして終わりじゃん!」
















芦戸「ほんとほんと!らくちーん!」
















障子「お前らは対人だと個性の調整難しそうだもんな。」


















瀬呂「後は八百万とあなたに勉強教えて貰えば期末は楽勝だぜ!!」
















上鳴/芦戸「「これで林間合宿完ぺきだァ!」」
















あなた「……これで対人だったら笑えるよね…」
















切島「おいおい、怖い事言うなよ!!」
















芦戸「そうだよ〜!!前もロボだったんだし、今回もそうだよ〜!!」
















上鳴「そうだぜ〜!!」
















上鳴/芦戸「「楽勝!楽勝!楽勝!楽勝!!!!」」
















常闇「どうして、そう思ったんだ?」


















あなた「ん〜?こんなに色々あって、去年と同じって訳じゃ無いだろうなって思って。それなりに先生達も対応を変えてくるんじゃないかーって。」
















「まぁ、私の考えすぎだと良いけど……あの二人はもうロボの気満々だね……」


















八百万「そういう事でしたか……」


















あなた「そっ。まぁ、あんまり考えてもダメだし、一旦この事は後回しね。先筆記。」


















爆豪「うっせぇ!!!人でもロボでもぶっ飛ばすのは同じだ。何が楽ちんだ。アホが!」
















上鳴「アホとはなんだ!アホとは!」
















爆豪「うっせぇわ!!調整なんぞ勝手に出来るもんだろ!!アホだろ!!」


















「なぁ、デク」




















緑谷「!」
















爆豪「個性の使い方ちょっとは分かってきたみたいだか、お前はつくづく俺の神経を逆撫でするなぁ」
















あなた「前のあの動きか……」


















麗日「うん……前のデク君爆豪君見たいやった。」


















爆豪「体育祭みたいな半端な結果は要らねぇ」


















あなた「う”っ……」
















爆豪「今回の期末じゃ嫌でも個人で成績がつく。完膚なきまでに差つけててめぇ、ぶち殺しやてる!!」


















「轟!!!!てめぇもな!!!」


















バンッ🚪


















切島「……ひっさびさにガチの爆豪だ」


















常闇「焦燥?あるいは憎悪……」


















あなた「…………帰る」


















耳郎「え!?帰んの!?」
















あなた「うん。百」


















八百万「は、はい!!」


















あなた「勉強会の日程決まったらメールして。」


















八百万「分かりましたわ!」


















あなた「ん。」
















ピシャン🚪
















タッタッタッ🏃‍♀️
















蛙水「あなたちゃん爆豪ちゃんのこと追い掛けて行ったのかしら……」


















峰田「何かと話してるよなあの二人……くぅーーー!羨ましいぜ!爆豪!!!」


















上鳴「なんでなんで?」


















峰田「だってよ!あの体つきだぞ!?コスチュームの脚のチラ見せもエロすぎんだろ!!それに……ぎゃぁぁぁぁぁ」


















瀬呂/耳郎「「やめとけ/くたばれ!!」」


















蛙水「最低ね、峰田ちゃん」
















緑谷「あはは……でもかっちゃんがあそこまで構うの凄く珍しいと思うんだ」
















麗日「もしかして、気があるのかも!!」
















障子「だとしたら、轟は複雑なんじゃないか?」


















焦凍「何がだ??」


















A組((((((聞いてなかった………〣( º-º )〣ズーン…))))))


















飯田「みんな!そろそろ帰らくては勉強の時間が無くなるぞ!!」



























爆豪side




チックソがっ……


















デクなんぞに負けてたまるか。


















あの身のこなし


















スピード


















俺のを真似してやがった……!!


















爆豪「あ”ぁ”ぁ”!!!クソっ!!!!!」


















あなた「爆豪」


















爆豪「あ”ぁ”!?んで着いてくんだよ」


















あなた「別に……」


















爆豪「俺はまだ体育祭の試合の事許してないからな。」


















あなた「うん。知ってる。」


















爆豪「チッ」


















あなた「爆豪は爆豪だよ。」


















爆豪「んな当たり前のこと言ってんじゃねぇ」


















あなた「だから、比べなくてもいいんだよ。自分なりに強くなってけば良いんだよ。誰がどうとかじゃなくて、自分がどうなっていきたいかだよ。」


















爆豪「じゃあてめぇはどうなんだよ」


















あなた「ん〜……分かんない。ずっと比べられて生きてきたから。」


















ゴンッ💥


















あなた「いったい!何!?」


















爆豪「柄にもなく気持ち悪い事言ってんじゃねぇよ。気色悪い」


















あなた「殴ることないじゃん。気に掛けてくれたからお礼に元気付けようとしたのになんなの。


















爆豪「……あんがとよ


















あなた「ウン……」








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