あなたside
集合時間に集まった時に知ったが、緑谷とお茶子が死柄木弔との接触でショッピングは一時中断。
警察とヒーローがあたりを捜索したが見つからず、主に接触した緑谷が警察署で話を聞くことになった。
他のみんなは、安全を考慮し帰宅することとなった。
なぜこのタイミングでの接触なのか不思議に思うと共に、
私は何故か胸の中のモヤモヤがどうしても消えないでいた。
何か、強大な事が起こる予感がする______________
あなた📞「え……?」
「今日学校のプールで?」
葉隠📞「そうそう!!」
芦戸📞「終業式の日あなた帰るの早かったんだもん!!」
あなた📞「あ〜ごめん、見舞い行ってて……今日なら予定入ってないし行けるよ。」
葉隠/芦戸📞「「ほんと!?」」
あなた📞「うん、ほんと。準備出来次第学校に向かうね」
葉隠/芦戸📞「「やったぁ!じゃあ待ってるね!」」
あなた「……同時に話されると耳が死ぬ……」
「あ、水着どうするか聞くの忘れた。……スク水でいっか。」
冬美「あら、あなた出かけるの?」
あなた「あ……うん。学校のプールに行ってくる。ご飯はうちで食べるから。」
冬美「分かったよ。気を付けてね、いってらっしゃい。」
あなた「うん、いってくるよ……冬姉」
蛙水「あら、あなたちゃん」
あなた「お!男子のみんないるじゃん。女子は私が最後か。」
葉隠「大丈夫だよ!みんな今集合したから!」
あなた「よく相澤先生がプールの許可出したね〜」
八百万「すぐ許可がおりましたわ!」
あなた「流石委員長👏」
峰田/上鳴「「いざぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
あなた「ん?」
耳郎「あ、上鳴達も来てたんだ。」
上鳴(なんだよその水着。ビキニ着ろよ!ビキニ!!il||li (っω-`。)il||liずーん・・・)
峰田(スク水もいいですなぁ❁。.:*・゚(∩´︶`∩)゚・*:.。❁)
あなた(2人の考えてる事が手に取るように分かる……)
麗日「あそぶぞぉぉぉぉ!!」
女子「「「「「おぉぉぉぉ!!!!」」」」」
あなた「いっくよー!!」
葉隠「どーんとこーい!!」
あなた「えーい!!」
芦戸「ほい!!」
蛙水「ケロっ」
耳郎「ん!」
葉隠「それー!」
八百万「はい!」
麗日「そりゃ!!」
あなた「あはは!たのしー!!」
・
・
・
・
・
芦戸「あ〜疲れた疲れた……」
あなた「結構動いたもんね〜」
芦戸/葉隠「「ニヤ(・∀・)ニヤ」」
あなた「??」
芦戸「あなた、入学当初と比べると笑うようになったなぁって!」
葉隠「学校たのしー!って分かるようになったなぁって!」
あなた「んふふ……それ前も言ってた」
2人「「だって〜嬉しいんだもん!!」」
麗日「うんうん!いっぱい笑うようになった」
耳郎「初めなんて、うちら女子にもキツかったもんね笑」
あなた「う……」
蛙水「周りと壁を作ってて少し寂しかったのを覚えてるわ。」
八百万「轟さんとも少しずつですがお話されているようですし、あなたさんなりに前に進んでるのではありませんか?」
あなた「……みんな……うん。止まってても何も始まらない、前に進まないとって思ってさ。色んなことがあったし、まだ消化しきれてないことの方が多いけど、今までの環境と今とじゃ全然違うから。止まってばかりじゃ何も得られない。」
一同「「「「あなたちゃん/あなた/あなたさん」」」」
あなた「私ね、みんなのこと好きだよ。ちゃんと私のことを見てくれるみんなが好き。」
麗日「う〜……うちも好きや!!!」
芦戸「私も!!!」
きゃぁきゃぁ
葉隠「?男子がなんか勝負するみたいだよ!」
八百万「私達女子もお手伝いしますわ!」
飯田「ありがとう!」
八百万「それでは位置についてよーい……ピッ」
爆豪「爆速ターボ!!…………どーだ!!!」
瀬呂「どうだじゃねぇ!!」
切島「およいでねぇじゃねぇか!!」
爆豪「自由型って言っただろうが!!」
あなた「揚げ足とるなぁ〜」
爆豪「自由型には変わりはねぇ!!!!」
八百万「つぎ!!」
焦凍「シュタッ!◝( ˙ ꒳ ˙ )◜」
峰田/上鳴「「およげって!!!!」」
八百万「つぎ!!」
緑谷「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
飯田「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
緑谷「よしっ!!」
あなた「惜しいぞ〜飯田!」
芦戸「ナイスガッツ〜!!」
飯田「決勝を始める!!よーい……」
麗日「デクくんファイト!!」
上鳴「負けんな爆豪!!」
瀬呂「いけー!轟!!」
ピッ!!
ドボンっ💦💦
あなた「あ……」
相澤「17時。プールの使用時間はたった今終わった。早く家に帰れ。」
上鳴「えぇ!?、今いいとこ……」
相澤「なんか言ったか??」
一同「「「「「「「「「「「「「「いえ!なんでもありません!!!!」」」」」」」」」」」」」」
こうして、半強制的にプールの使用は終わった。
もう少しで林間合宿の日が近づいてきている。
そして、その日が、あの日の胸のモヤモヤの正体だと分かるまで残り______________________
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。