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2021/03/08

第55話

コラボ:柏原康司の計画
今回コラボは『らしる』さんの作品『育成ゲーム』とのコラボです。(良かったら見てみてね)

バトルロイヤル〜能力は一つだけ〜19話時点
育成ゲーム chapter1 11話時点
両作品の進行度を理解した上で本編を読むことを推奨すいしょうします。
反気達、柏原康司かいばらこうじは廃工場の中を進みながら話していた。
反気「地下世界を滅ぼす?」
康司「あぁ、地下エネルギーをひとつ残らず破壊してな。」
そりゃぁ無理な話だ。なんて言ったらキレられるだろうなぁ。
霞、亜沙「それは無理な話だね。」
康司「は?」
はい、やったぁー。
相手は凝縮されたエネルギーを一気に爆発される能力を持っている。さて、どうするか。
霞「だってそうでしょ。エネルギーはあくまで地下に保存されてる予備のエネルギー。破壊したところで本当に地下世界が滅びるとは到底考えられない。」
康司「お前達は知らない様だが地下世界は存在するだけで莫大ばくだいなエネルギーを喰う。何か大きな事件や事故が起きた時に地下の予備エネルギーが無ければ地下世界の機能は一時的に停止する。少しでも地下世界の機能が停止すれば俺のような反地下世界思考の持ち主がその気を逃すまいと行動を起こす。地下エネルギーの爆発は下準備のようなもんだ。何も知らないお前らが横槍を入れて俺を作戦に文句垂れてんじゃねぇ。」
怒ってる怒ってるぅ。
反気(亜表が居るし大丈夫か。)
亜沙「確かにその作戦なら地下エネルギーの破壊は地下世界滅亡に直結する。でも予備のプランも考えておくべきね。こんな大規模な作戦、上手くいく方が珍しい。もう少し狡猾こうかつなら重大な見落としに気づいて本当に地下世界を滅ぼす事ができたかもね。この単細胞。」
あれ?めっちゃ言うやん。セクハラでもされたんか?
小さく、反気達に聞こえるぐらいの音の舌打ちを響かせる康司。
康司「見落とし?」
もう怒っていいと思う。
亜沙「問題は大きく分けて3つある。1つ、反地下世界を人間が多く居る事が前提で計画を立てていること。2つ、地下世界の機能が停止しなかった時の計画プランを立てていないこと。3つ、ここで私達に地下エネルギー破壊を阻止される事は考えなかった?」
康司「!?」
亜沙「亜表!」
霞「『幻想』」
アマツ「私はボスへの報告をして来るので、あとは頼みましたよ。」
明星「和弘と海斗は俺が責任を持って見ててやるから安心して行ってこい。」
アマツ「泥船に乗ったつもりでいます。」
アマツはボスの所へ向かった。和弘達はここから南にある廃工場へ向かう。
和弘「なぁ、海斗。」
海斗「なんだ?」
廃工場に走りながら会話をする。
和弘「やっぱり戦うのかな?」
海斗「そうだろ、敵なんだし。」
和弘「アイツらが倒しててくんないかなぁ。」
海斗「アイツらって?」
和弘「反気達。」
海斗「あーね、そういうのフラグって言うんだぞ。まぁ、絶対にないだろうけど。」
反気「マズイな。」
亜沙の挑発に乗った康司が能力を使った。どんな能力かはわからなかったが康司が手を叩いた瞬間、見えない壁に押し飛ばされたような。そんな感覚。今はボロボロの廃工場のかげに隠れている。霞が急いで『幻想』を使ったので見つかる心配は無いが、範囲攻撃のようだったので落ち着いてられない。康司の攻撃を至近距離で喰らった亜沙が気を失っている。一言で言えばピンチ。超ピンチ。
反気「おい、起きろ前原。」
反気は亜沙を抱えて頬を軽く叩く。亜沙はゆっくり目を開ける。
霞「早く離れて?」
亜沙「ごめん、気を失ってた。」
反気「気にするな。」
霞「早く離れて?」
亜沙「私が挑発してしまったばっかりに。」
反気「いや、ある意味、俺が言いたかったことを代弁してくれたよ」
霞「離れろよ。」
ゆっくりと体を起こす亜沙。違和感を感じたのか自分の右耳を触り続ける。
霞「二度と前原の心配しない。」
亜沙「右耳の鼓膜こまくが破れてる。」
霞「え、大丈夫?」
2秒前の自分に言ってみな?
反気「左が生きてるならそれでいい。10日ほどで治るから心配するな。それより、あいつをどうやって倒すかだ。」
亜沙「反気の止めるやつでどうにかできない?」
反気「『殺気』の事か?語彙力が致命的だな。止めれて1秒程だぞ?相手の能力も知らないのにどうしろって言うんだ?」
康司(さっきから動きがない。死んだか?)
反気「とりあえず、俺が攻撃を仕掛ける。亜表は能力でサポート。前原はチャンスがあれば銃で撃っていい。俺に当てるなよ。」
亜沙、霞「了解。」