〇side
□「あっ、そうそう連絡先交換しよう!」
来ました!連絡先交換!!
これはかなり本気のようだな
▽「えっ、いいの?」
□「うん!仲良くなれたし」
2人は連絡先を交換した
□「まっすーって書いてある〜」
▽「あーそれは俺の呼び名、みんなそう呼ぶから」
□「じゃあ俺も呼ぶ〜!」
▽「どうぞ!」
□「俺のことは慶ちゃんって呼んで?」
▽「わかった!」
慶ちゃんって呼んで来ましたー!
あまり気に入らなかったら、連絡先も交換しないし、慶ちゃんって呼んでとも言わない
結構気に入っているようだな
頼むから問題だけは起こすなよ
□「ほーらシゲちゃんも」
〇「えっおれも?」
予想外なことが起きた
普段はこんなことないのに
□「まっすーシゲちゃんとも交換してあげて?シゲちゃん人見知りだから」
▽「いいよ!」
俺も交換した
〇「えっと、俺はシゲって呼んでくれればいいから」
▽「わかった!」
そして小山さんがだいぶ酔ってきた頃
□「ねぇ〜まっすーのことぉ〜好きぃ〜」
▽「えっ?」
そう言いながらまっすーに抱きついた
□「好きぃ〜♡」
▽「えっと、あの……」
そのまままっすーのことを押し倒しまっすーの服に手をかけた
▽「んっ、ちょっ!」
□「まっすーはぁ〜おれのことぉ〜好きぃ〜?」
▽「やだっ、触らないでんっ」
〇「小山さんいい加減にしろよ」
□「シゲちゃんはぁ〜だまっててぇ〜」
▽「友達と、んっ、してならっ、好きっ、あっ」
□「違うのぉ〜俺のぉ〜彼女になってぇ〜」
そして小山さんがまっすーと顔を近ずけた
唇が重なるギリギリで俺は小山さんを引き剥がした
〇「おい小山!そこまでにしとけ」
□「やだぁ〜」
〇「飲み過ぎだよ小山さん」
□「まだのむぅ〜」
〇「もうダメ」
□「なんでぇいじわぁるするぅのぉ〜」
□「けぇいのグラスかぇしてぇ〜」
〇「もーこれ飲んだら終わりな?」
□「うん〜♪」
あっそうだまっすーの上から下ろさないと
〇「とりあえずまっすーの上から降りな」
□「やだぁ〜シゲちゃんとってくもぉ〜ん」
〇「とらないから」
□「わかったぁ〜」
やっとまっすーの上から降りてくれた
〇「まっすーごめん小山が」
▽「ううん、助けてくれてありがとう!」
□「( ˘ω˘ )スースー…」
〇「おい嘘だろ!」
▽「どうしたの?」
〇「あ、いや、寝ちゃったからさ」
▽「あー」
〇「小山さん案外重いから運ぶの大変なんだよな〜」
▽「俺手伝うよ?」
〇「いいの?助かるわー」
2人で小山さんを家まで運んだ
▽「疲れた〜」
〇「運んでくれてありがとう」
▽「これは1人だと大変だよ」
〇「あのさーもし良かったら今度遊びに行かない?」
▽「いいよ!」
〇「予定は後で連絡するから」
▽「わかった!」
まっすーが帰ったあと小山さんをベッドまで運び俺も家に帰った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!