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2022/01/28

第53話

次はどうする?
あなたside





『研磨君、アップルパイどうぞ!』


お願いされていたアップルパイを作って出すと、凄く嬉しそうに食べてくれていた。





猫又「おぉぃ!つまみを作ってくれぇ!」



『はーい。』


そんな大声で言わなくても聞こえてるのに。


猫又監督は私がなにであろうと、今は関係ないと言ってくれた。




キュウリと、キムチ、混ぜればいいか。

あとは、あんまし出さなかった枝豆と、あとは、・・・なににしよう。





あっザーサイ(搾菜)があった気がする。


そのザーサイを、食べやすい大きさに切って、溶き卵と炒める。








狐爪「あなたはきっと、いいお嫁さんになるね。」


匂いをたどってやって来た研磨君がそんなことを言った。



『そんなことないよ(笑)』



狐爪「そう?じゃあ俺の家で、.....」

黒尾「けーんーま?なにしてんの?」






研磨君の後ろからそろりと寄ってきた黒尾さんは、研磨君の言葉を手で押さえた。


狐爪「ひょっと、にゃに?」



可愛い。モゴモゴ言ってる。




黒尾「あなた~?コイツなんて言ってお前に近づいた?」


は?なにいきなり、



なんて言ってって、初めて話したときは、確か....



『えと、「なんで?  57話より」だった気がします!』



狐爪「そういえばそうだね。」



黒尾「いや、あの、あなたサン?そうじゃなくて、こっち来てから、」


ああ、なんだ、そっちか。


最初に言ってほしかった。



『私からはなしかけたなぁ確か、』



そう告げると、ため息をついて、研磨君を連れてお風呂に行ってしまった。




えっ、私が悪いの?







『お待たせしました。』




猫又「おぉー!上手そうなのが来たなぁ!」


コーチ酔っ払ってない?




直井「うっ、うぅー」


お水持ってきましょう。







『水です!それと、酔いが回るのが速いのであれば、おつまみを食べながら呑むのをおすすめしますよ。』


猫又「よく知ってるなぁ、こっちに来なさい。」


お酒を片手に、猫又監督が、私を手招きしてきたので、横に座る。



猫又「君のことはよく知っている。」



あー、うん。

来るとは思ってた。



猫又「小さい身長で、空を舞う姿は、

.....誰かの何かにはなっただろう。」



私は、この人がどれだけ私を知っているかは知らない。


それでも、不思議と悪い気はしなかった。



猫又「そういう姿・・・・・・を見た人は、君に期待した。」


それで、あのことが__________









猫又「次はどうする?」






『えっ?』



黙って聞いていたら、よく分からないことを聞かれた。



「次はどうする?」


次?


次ってなんだ?




猫又「言い方が悪かったな。君は、次の岩泉あなたはなにになりたい?」


わからない。



沢山やりたい。



私のなかでは、バレーは山ほどあるしたいことの1つで、





それでも、私はバレーをしたい。



『無理だってことは知ってるんです。私は、』



可能性としては、ゼロではないことこも知っているけど、




『私は、もうコートには立ちません。立てません・・・・・


猫又「理由を聞いてもいいかい?」



理由なんて単純だ。



結局のところ、




『怖くなりました。と言っても、立つことがではなく、見られることが・・・・・・・です。』



そうだ。


叶恋の試合を見ても、私はそこに立とうとは思わなかった。



いや、



思えなかった。





それでも、





『それでも、バレーは続けたい。』




そう、私が選んだ道。




『アナリスト、アスレチックトレーナーのどちらかになりたいと思っています。』





支える・・・と言う道。



猫又「成る程ね。ならいいか。」


ならいいか?




猫又「夏休みの講習、春高前の講習、春高前のユース合宿、春高の専門的視点。」


夏休みの講習?



春高の専門的視点?




猫又「それらのことを、協会関係者、そちらの顧問とコーチに伝えておくよ。」




そういうことか!



つまり、これから春高の専門的視点は、「烏野」ではなく、「私」として、全体を見るんだ。






猫又「それでいいかい?」


そんなの、


『はい!!!お願いします!』



わずかだが、夢に一歩踏み出せる!

































?「なるほどね。」