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2022/01/27

第52話

償おう…!!
あなたside





昨日のことがあってから、みんなの態度がガラリと変わった。




他校との練習試合の準備をしている最中でも


研磨君は私の背中にもたれかかって、現在進行形でゲームをしているし、


夜久さんも重たい物を持ってくれたりと、



何故かみんな、優しく感じた。





ただ、1人を除いて。










黒尾「あれれ~?昨日はよく眠れましたかぁ?」



この男


昨日、何故か私の隣で寝ていた。


『おかげさまで、よく眠れましたが?』




黒尾「ふーん。」


なんなんだ?



























あの、ひょろっひょろってなんだろう?

知らね、補欠じゃん?





ひょろっひょろって、研磨君のことかな?



補欠じゃないし!セッターだし!




黒尾「君らの言うひょろっひょろのちびとは、俺達音駒の背骨で、脳で、心臓です。」



_____黒尾さん。





うわぁと逃げていく2人組。



黒尾「なんで逃げんだ?」



『それはきっと...........』



今思った。

私はなんてことを言おうとした?



黒尾「なんですかぁ?」



やっぱ来ちゃった!




『なっ、何でもないです!』


黒尾「嘘つくな!なんて言おうとしたんですかぁ?」


『だから、そのトサカヘッドが変すぎてと、心臓ですとかダサかったんですよきっと!!!

_____うわぁぁ!』


やってしまった。




他校のしかも先輩になんてことを。

黒尾さん黙ってるし、怒ってるよね。



『死にます。』


うん、これしかない。


償おう。



黒尾「はぁ!?ダメでしょ!辞めなさい!!」


怒られた。



『すいません!』


黒尾「なにが!」


は?


『怒ってない?』


黒尾「なにが、お前だし?別に良いよ。」


優しい。



黒尾「それに、この髪型は寝癖。」


マジか。




黒尾「マジだよ。」


エスパー?


黒尾「違う。」


エスパーじゃん!


黒尾「顔に出やすいんだよ。」


『成る程、?』



狐爪「ちょっとクロ、あなたに手出さないで。」



『ビックリした!』


いきなり後ろから捕まれたと思ったら、嫌そうな目をした研磨君だった。





黒尾「なんで研磨コイツに構うんだ?


...どんな手使いやがった?」



手?


『どういうこと?』


なんで怒り気味?


狐爪「違う。ただ、俺が一緒に居たいだけ、勝手に決めつけるクロさいてー」


あれれ~?


黒尾「違うよ研磨君~」



『私はなにもしてないけど?』


なにを言ってるんだろう、この人。



黒尾「だからぁ!」



意味がわからなくて、研磨君と首をかしげる。


『もう良いですよ、ほら試合ですよ行きましょう。』




黒尾「えっ、ちょっとまっ」







何か言いかけてたけど、無理やり体育館に押し込む。

























『やっぱ、うまいな。』



思わず声に出てしまうくらい、レシーブの上手さ。


『やっぱり、レシーブ練習多いんですか?』


普段の練習を見ていても、レシーブ練習が多い。



烏野にと、猫又監督に聞いてみる。



猫又「まあな、レシーブ力があればな、.....この先は、お前さん・・・・ならわかるだろう?」



その目はまるで猫のように鋭かった。





『あはは、』



たまに研磨君みたいに見える。






確かにそうだな。





レシーブ力があればあるほど、__________


ピーッ




ここで試合終了。



音駒の圧勝。






帰りの荷造りをしていると、いかにも疲れているであろう研磨君が手伝いに来てくれた。



『いいよ、疲れてるでしょう?それに、これは私の仕事なんだ。』






しばらく、間があって、研磨君が「じゃあ」と続けてきた。


狐爪「今日、俺頑張ってた?」


なにを言っているんだろう?


『当たり前じゃん!私から見たら、みんな頑張ってたけど、研磨君は特にねぇ、__』


狐爪「もういいよ、ありがとうあなた。」


『う、うん。』


なんだせっかく今日の試合の考察やらを聞かせてあげようと思ってたのに、




狐爪「頑張ったから、またアップルパイ作ってよ。」




自分の荷物を持った研磨君が頼むように言ってきた。


嬉しさで断らずにはいられないだろ!





『__!うん!美味しいの作るね!』




狐爪「ありがとう、楽しみにしてる。」





研磨君の笑顔を見て、変わったことがまだあったことにきずいた。







みんな遠慮なしになってくれて、関わりやすくなったこと。