ふと肩が重たく感じると
くすぐったい感触が耳に触れた。
ソファでは望が寝てる。
案外ベットとかちゃんとした場所で
寝てそうと思ってたけど…
私の肩にもたれかかって寝ていた朝陽が
気づいたら起きていた。
ソファでは望が寝てて…
すばるは普通にベットで寝てるみたい。
いいじゃん
かなたずっとメガネかけてるし。
かなたが私(詳しくは私に引っ付いてた朝陽)
に向かって手を伸ばした。
なんでしょう
物凄く後ろから気配を感じるんですけれども
笑顔が怖いです
ステージ上のイケメンスマイルは
どちらに行かれたんですか?
そんなこと言ったら余計に拗れるでしょ!?
てかー恥ずかしい…
うーん違うんだってば
確か昨日朝陽にギューってしてもらっ
(もしかしてそのまま寝ちゃった!?)
ステージ明けで疲れたから休みたいよ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。