忘れないでよ
忘れるわけない
絶対に忘れられない前世だったのに
約束してくれたのに
幸せになろうって
みんなで笑いあったのに
炭治郎...
私...
炭治郎を信じて、
この地に生まれてきたんだよ
あの日。みんなで歩き出した日
最後に「好き」だと言ってくれた日
私は忘れたことなんかない
炭治郎の言葉一つ一つを
大事にしてきたのに
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無愛想なあなたを
愛せるのは私だけなんですよ
私しか、
あなたみたいな人を愛す人は居ないのに。
あなたの最後の記憶が私であれば良かった
私も最後まで生きれたら良かった
いつ死ぬか分からない日々
それなのに、
素直になれなかった私達
遠回りして、ゆっくり歩んだ道の結果がこれ
あなたがちゃんと意味を知っていたら良かったんですよ
”月がきれいですね”の意味を
ちゃんと知っていてくれたら
きっと
幸せになれていたのに
あなたが今
幸せな日々を過ごせているなら
それでいい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。