「「えぇ!?連絡先!?」」
『はい…あっ!でも無理にとは言いません…』
松村 「え、樹やったじゃん、」
京本 「えー交換しようよ!」
樹 「あー、えっと…」
「お気持ちは大変嬉しいです…」
「けど、、今回はごめんなさい。」
ジェシー 「え!!なんで!!!」
『…分かりました!
無理を言ってしまい失礼しました…』
髙地 「あー…そんな謝らないでください!」
『…では失礼します!』
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慎太郎 「なんで断ったの…?」
京本 「なにか深い理由があるんでしょ?」
樹 「深くはないけど…
俺、来栖さんの事本当に好きだし尊敬してるし
交換したかったのは本当の気持ちだけど」
松村 「だけど…?」
樹 「交換してもし来栖さんに迷惑がかかったりしたら…って考えたら流石に申し訳が立たない。」
「来栖さんの事好きだけど尊敬もしてるから。」
髙地 「そっか…」
ジェシー 「そしたら俺樹の事応援する!!」
樹 「は?」
ジェシー 「連絡先は諦めるけど他の方法を使って樹と来栖さんをくっつけるよう!応援する !」
慎太郎 「俺も!!!」
樹 「は????」
松村 「とりあえず喜んどきゃいいんだって!」
樹 「おん…ありがとう(?)」
。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。