第52話

Canvas37
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2019/01/26 07:27
勇斗が目を覚ましたって連絡があった時、1番に紫耀、少し遅れて俺が病室に行った。

ぐうじは来たがってたけど、どうしても仕事が休めなくて。

神宮寺勇太 ジングウジユウタ
代わりにこれ渡してくれる?勇斗これ好きだから………
って預かったケーキの箱をぐちゃぐちゃにならない程度に持って走った。
永瀬廉 ナガセ レン
勇斗!
平野紫耀 ヒラノ ショウ
あ……廉………
救いの目を俺に向ける紫耀。

意味がよく分からないけど、勇斗は変わらずニコッて笑ってくれた。

俺はほっとして
永瀬廉 ナガセ レン
勇斗~………ほんま心配したわ……あ、これぐうじから
と、ケーキの箱を渡す。






途端、表情が変わった。





勇斗は箱を開けて、ケーキを取り出すと
神宮寺勇斗(ジングウジユウト)
……………変な同情すんな…………!
と、全てのケーキを床にぶちまけた。


グシャッグシャッ


ピシャッ



ぐうじの勇斗への思いが散って崩れたようで、俺は動けなかった。
あなた
え……………なんで……
永瀬廉 ナガセ レン
あいつが事故に遭った時、大きな衝撃を受けてな。その時に気持ちがおかしくなってたらしいんよ。元から少しだけ抱いてたぐうじへの嫉妬心がその事故の衝撃で制御しきれんくなったって。医者曰くそうらしい。
部屋が静まり返る。


ピーンと耳に響くモスキート音がうるさいくらいだった。



その中、永瀬先輩が立ち上がる音と、パシャッと言うシャッター音が聞こえた。
あなた
永瀬廉 ナガセ レン
な?それよりこれ教えてや、先生?
あなた
……………はい(クスッ)
私は永瀬先輩に気を使わせないよう、この話は忘れることにした。


けど、いつまでたっても私の頭から、出て行ってくれなかった。
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