_翌日
岩 本 side
ふっかが仕事が始まる前に集まって欲しいって言ったから、あなた以外の9人が楽屋に。
向 井 ふっかさんどしたん!!
渡 辺 ふっかから話って珍しいね
ラ ウ ー ル そいえばあなたちゃんは??
深 澤 その、あなたの事で話したいことがあって、
この一言で楽屋の雰囲気は一気に変わった。
なんだかすごく嫌な予感がする。
深 澤 あのね、多分みんな知らないと思うんだけど、
深 澤 あなた、病気なんだって、
嫌な予感が的中した。
佐 久 間 は、、??
目 黒 冗談きついふっかさん、笑
阿 部 え、さすがに嘘だよね??
深 澤 っ、、、、
ラ ウ ー ル ねぇ、ふっかさんなんか言ってよ、、
深 澤 嘘じゃ、ない、
宮 舘 どういうこと?? 俺ら聞いてないよ、??
深 澤 永瀬がね、昨日あなたと同じ場所で仕事あったみたいで、あなたに挨拶しようとしたら、あなたが宮浦ちゃんに病気だって言ってるの聞いちゃったんだって、
深 澤 多分、きっと、あなたは俺らに心配とか迷惑とかがかかるから言ってないんだと、思う
岩 本 意味わかんねぇよ、、
…ガチャ
ドアを開けて現れたのは、目にいっぱい涙を浮かべたあなただった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。