ニノ目線
どうも。
二宮です。
あなたの病室に着きました。
寝てる。
包帯やら、巻かれていて
痛々しい・・・・・・
架純「あなた・・・」
あなたのマネージャーの原さん。
あ「・・・ん・・・・・・」
架純「あなた!?」
医師「目、覚めましたか?」
あ「・・・ここは?」
医師「病院です。
車にはねられ、運ばれました。」
あ「そうですか・・・
えっとー・・・」
架純「あたし、原 架純。
あなたのマネージャー。
分からない?」
あ「・・・・・・すみません・・・・・・」
翔「僕は、櫻井翔。
嵐のメンバー。
あなたも、嵐のメンバーだよ。」
あ「・・・分からないです・・・」
ニノ「僕は、二宮和也です。
嵐のメンバーです。
無理やり、思い出そうとしないで下さいね^^
僕ら、嵐は6人で嵐だから^^」
あ「・・・はい。
すみません・・・」
医師「僕は、あなたさんの担当医師
波多野卓巳。
よろしくお願いします^^」
あ「よろしくお願いします!」
あなた、ゆっくり
一緒に思い出しましょうね。
協力しますから。
架純「はい。
あ、相葉さん。
○○病院にいますので、すぐ来てください。」
翔「相葉ちゃん?」
架純「はい。
あなたは、どこって。
すぐに来ますよ。」
あ「相葉さん?」
ニノ「はい。
今から、来るのが
相葉雅紀。
あなたのお兄ちゃんですよ。」
あ「・・・・・・そうなんですか・・・・・・」
相葉さんのことも忘れてる・・・
相葉さんも支えてくれます。
ニノ「あなたのお兄ちゃんなんで、
支えてくれます。
ゆっくり、少しずつ、
思い出していきましょうね^^」
あ「はい・・・」
自分のことも、みんな事も忘れてるから、
1から徐々にだね。
ガラッ!
雅紀「あなた!」
翔「相葉ちゃん、静かに。」
ニノ「相葉さん、あなたは、記憶喪失です。
頭打っていたらしいから。」
雅紀「・・・・・・そうなんだ・・・・・・
でも、俺の妹だから、支える。
何があっても、家族だから・・・」
架純「相葉さん
両親に連絡つかないんですけど、
知りませんか?」
雅紀「・・・あ、それは・・・」
翔「何かあるの?」
ニノ「話してよ、相葉さん。」
雅紀「・・・・・・10年前まで、
あなたが虐待されたんだ。
その前は、俺も虐待されてた。
10年前、あなたを捨てた。
俺は、
あなたと一緒に暮らすようになったんだ。
両親の詳細はあとは、知らないんだ・・・
両親の話番組でしたりしたけど・・・
ほとんど、作り話。
中華料理の息子なのは事実だけど、
俺も、虐待されてたし、
あなたの方見ると、
おびえるような感じになってたから
話したくないんだよね・・・・・・」
翔「・・・相葉ちゃん、話してくれてありがとう・・・。
つらかったね・・・」
雅紀「つらかった・・・」
相葉さんにそんな、過去があったなんて・・・
ずっと、抱えてたんだね・・・
他のメンバーにも
知らせないとだね・・・
.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。