第107話

ら し さ
795
2020/02/26 13:42


佐藤 side






自主練が一段落ついて
近くのコンビニで飲み物とおにぎりと、
あとー、あなたの好きなチョコレート。笑
この後みんなで集まって練習だから
ちゃんとみんなの分のお菓子も買っておいたけど()






雲がどんよりしてて、もうすぐ雪かなーなんて
思って、ふと前を見ると



マフラーをまいて信号を待っている制服姿のあなたがいた


もうここでチョコレート渡しちゃおうかなと
声をかけようとした時、

異変に気づいた。










『あなたー、、、え、あなたっ!!』

前から突っ込んでくる車。
まるであなたを目掛けてるみたいに。







そしてその後、予想していた1番嫌なことが起こった






血を出して倒れるあなたと、野次馬。
居てもたってもいられなくなって、その場を動いた



『あなた、あなた!?…あなた!!危ないっ!!』
何度名前を呼んでも動かない




『ごめんなさい、救急車お願いします、!!!』
誰でもいい、誰でもいいから
早く助けなきゃ、、、










どんどん血が出てくるあなたを見てて泣きそうになった



救急車が到着してもまだ、
不安で押しつぶされそうになった








その時、






「だから言ったじゃん。笑笑」




















あなたに向けて言われた言葉。














すぐにその声がした方を見たら






あなたと同じ制服の女子がいた。







































































































ー30分後ー




「っ、あなたはっ、!?」

ドタドタと足音を立てて走ってくる
メンバーが居た

あのあとみんなにLINEして、いそいで来てもらった






『今、病室で寝てるよ。
みんなと一緒に行った方がいいかなって』




幸い一命は取り留めたらしく
応急処置を済まして寝ているところだった



中島「怖かったよな、大丈夫だよ、あなただもん」

マリウス「…、よし、行こう!」

菊池「……あ、うん」


















風磨くんだけ反応がおかしくて
あとで聞こうって思ったらもう病室に着いた










やっぱり今のあなたをみたら苦しくなるんじゃないかって
すごく怖くてまた泣きそうになった。










最悪のことまで、考えなくちゃいけないの、?
























お願い神様…どうか、助けてください。



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