トミーside
最近帰り道に背後から視線を感じる…
俺の帰り道は人通りも少なく女性が一人で歩くのには向かないような道だ。
視線を感じ始めたのは二三ヶ月前で気にしてはいなかったし自分は人よりも少しだがガタイはいいほうなのでほっておいた。でもここまで来ると恐怖を感じる。なにか被害を与えてこないとしてもこちらには精神的に参ってしまいそうだ
俺は振り返り大きな声で言った
あ、あの!誰かいるんですか!出てきてください!
やっと僕に気づいてくれたの?富永さん…ずっと見てたんだよ?遅いよ…
だ、誰ですか!ストーキング行為は犯罪ですよ!やめてください!
目の前に現れたそのヒトは少しづつ近づいてくる
ストーカー?僕はただ富永さんのことが好きなだけだよ
だ、だからっ!やめてくださ…
俺はその時そのヒトに何かを嗅がされて倒れてしまった
ん、んぅ…どこ…
あーやっと起きたー
うわっ!マジで誰なんですか!どこですかここ!
え、なにこれ…
俺は見覚えのある部屋に居た
俺の手と足は鎖で拘束されていて動けなかった
僕は富永さんのことが好きなだけなのに…なんで逃げようとするの?ねぇ?なんで?
ストーカーなのにそんな事言われても…んっ///
僕のこと嫌い?そんなはずないよね?ねぇ?
やめてください!僕はあなたの事を何も知らないんです!
でも僕は君のことを知ってる…富永知義さん26歳…○×会社に勤めてて最寄り駅は△△駅TwitterとかInstagram上での名前はトミーさん…ほらいっぱい知ってる
僕の名前を知りたいの?僕はカンタだよ
そういえばTwitterとInstagramのフォロワーにカンタという名の人がいた…よくコメントをしてくれたりして絡んでいた人だ
か、カンタさん…なんでこんなことするんですか…逃げないですからこれ取ってくださいよ!話は聞きますから
えへへ僕の名前呼んでくれた…それは取れないよ富永さん逃げちゃうもん…ずぅっと僕と一緒にいてね?好きだよ…富永さん
ダメだ話が通じない…少し話を聞くっていっただけなのに…
ねぇこのまま一緒に居てよ…僕だって寂しいんですよ…そんな時富永さんの投稿を見つけて…こんなかっこいい人いるんだ…って思って富永さんが僕の生きがいだったんだ。そこから富永さんを街で見かけて…声をかける勇気なんて僕にはなかった。だからこうやってストーキングして…
泣かないでください…僕が力になれるのなら僕は手伝います…僕にできることであれば…ですけれど
じゃあ僕と一緒にいてください…ここは富永さんの部屋の隣です。いつでも帰れます。だから一緒にいてください…ギュッて抱きしめて欲しいんです…
わかりました…絶対に逃げないのでこれやっぱり外して貰えますか?そうじゃなきゃ抱きしめることもできないですよ。
分かった
名前だって何回だって呼びます。何回だって抱きしめます。何回だってカンタさんに愛の言葉を捧げますよ
でも富永さんは僕のこと好きなんかじゃないんじゃ…はぅっ///
何言ってるんですか…こんなイケメン見て好きにならないやついないでしょ…
嘘なんてつかないでくださいよ…寂しくなっちゃうじゃないですか…
嘘じゃないです!ホントのことなんですよ!好きじゃなかったらキスなんて自分からしないでしょ…
いいねして作者を応援しましょう!
続きはまだありません
アプリなら
お気に入り作品の更新をPush通知で受け取ることができます!
ノンジャンルの小説
もっと見る- ノンジャンル
日記+雑談
lock 相互フォロー限定favorite 232grade 7update 16秒前 - ノンジャンル
mrpk 体調不良
mrpk様の体調不良ネタ短編集です! たまに短編集か疑うレベルで長くなることありますが誰がなんと言おうと短編集です!! 時々BLすぎることもあるのでその辺はお気をつけください! 良かったら読んでみてくださると幸いです!最初の方めっちゃ下手なので最新の方から読んでいくことをおすすめします() リクエストはいつでもどこでも受け付けてます! ※ご本人様には一切関係ありません。
favorite 821grade 130update 28秒前 - ノンジャンル
gt受け妄想集
lock フォロワー限定favorite 1,404grade 276update 44秒前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ホラー
魔法少女スターターセット 𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
「魔法少女スターターセットをあなただけに無料プレゼント!!」 とある日、こんなメールが届いた。 魔法少女?スターターセット??そんなものこの世に存在するわけがない。だって、魔法なんて誰にも使えないんだから。 ただのいたずらだと思っていたら、次の日の朝、スターターセットが届いていて…!? ※あまり、派手にはやらかしません(?)何かあれば💬まで。 表紙の箱が潰れているのは気にしないで下さい((
- 青春・学園
私はマネージャー(仮)~男子バスケ部入部します!~
2017年全国中学校体育大会。そこでは1人の少女が注目を集めた。 弥永(みよう)中学校女子バスケットボール部3年、ポジション:パワーフォワード、羽屋 瑠偉奈(はや るいな)。彼女のプレーには目を見張るものがあった。誰もが高校での彼女の活躍を期待した。だが、彼女は2018年のインターハイに姿を現さなかった。 なぜなら────。 この小説はフィクションです。実在する大会などに関係はありません。 米印の単語の意味は、作者がバスケをしていたときの知識やインターネットから引用しています。間違っていたら指摘していただけると幸いです。 表紙:ノーコピーライトガール様
- ファンタジー
ドメインうぉーず!〜仮想世界を舞台にしたデスゲームで妹を溺愛している少女が妹を救うために元ゲームマスターの裏切り者の人工超知能と手を組んでゲームぶっ壊します〜
2050年、全てがデジタルで一元管理される時代。 妹の九三が原因不明の自殺未遂で昏睡状態に陥り、姉・有海空の世界は崩壊した。 そんな中、CUBEと呼ばれる次の人類の故郷となる仮想世界での権力争いが激化。 そこは、土地や通貨を奪い合うバトルロワイヤルの場であり、 選ばれし者たちが欲望のために汎用人工知能MEを駆使してしのぎを削る世界だった。 ある日、妹の見舞いのために病院を訪れた空は異様な光景に遭遇する。 周りは人型の怪物によって拘束された人々で溢れ、自身も動けなくなってしまう。 そこで聞こえてきたのは、かつて人類を破滅に追い込んだAIの声。 「妹の体をくれたら、救ってもいい。」この言葉をきっかけに、 空は妹を救うため、そして元の平穏な日常を取り戻すため、 世界の運命を賭けたデスゲームへと足を踏み入れる。 使用画像 七三ゆきのアトリエ https://nanamiyuki.com/ novelai https://novelai.net/
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!