ー風間&市村&倉木sideー
風間「あー!やっと遊べるぜ!とりあえずどこ行く?カラオケは外せないだろ?。」
倉木「後は、ボーリング!」
市村「ほんでシメは焼肉とかどうや?」
風間「お!いいね!そのコースで行こうぜ。」
今日はとりあえず何するか話し合っていた時だ、あなたと理事長の修羅場に遭遇した。
風間「ん?なぁ、あれあなたじゃね?。なんの話ししてんだ?。」
倉木「な、ちょっとだけやったら話盗み聞きしてもええんちゃう?。隠れて聞こうや。」
市村「え、でも。」
風間「シー!聞こえねぇよ。」
あなた「顔合わせる度説教とかさ、あんたの口はそれしか出てこないわけ?。」
赤城「…あなた、私は貴女の事を思って指導をしているんです。叔母である前に、理事長として指導しなくてはなりません。貴女だけを特別扱いする事は…」
あなた「…叔母さんさ、なにか勘違いをしてない?」
風間「え、理事長があなたの叔母さんて。」
倉木「…マジで?。」
市村「何か、大変そうやな。」
この後も少し言い合いが続いた、理事長が消えた後あなたは荒れ始め壁に八つ当たりをした。
そんな様子を見て胸が痛くなった、ここにいる誰もが思った。その後気まづい雰囲気になったけど、とりあえず気晴らしにカラオケに行くことになった。
ー風間&倉木&市村sideー END
ー大和&本城&神谷sideー
大和「この後どうする?、どっか行くか?。」
神谷「とりあえずさ、いつもたまってる場所行かね?腹減った。」
本城「俺も、考えるのはそれからでも良くね?。」
大和「じゃ、行くか。」
俺達は帰る準備をして廊下を出た。
あなた「顔合わせる度説教とかさ、あんたの口はそれしか出てこないわけ!。ウザイんだよ!。」
赤城「私は貴女の事を思って指導をしているんです。叔母である前に……」
神谷「この声ってさ、あなたと理事長だよな?。」
本城「ああ、しかも今叔母って。もしかして、理事長って、あなたの親族?。」
大和「……。」
あなた「中途半端な関わり方してこないでくれる!マジで迷惑極まりないんだけど!。」
赤城「…はぁ、こんな様子を見て貴女の両親は悲しんでいるでしょうね。誠に、残念です。」
そう言い残し理事長はその場から立ち去った。
あなた顔は今にも泣きだしそうだった、見ていて辛かった。
大和「…少しは、あいつに近づけたと思ったんだけどな。」
神谷&本城「………。」
大和「行こうぜ。」
神谷「おお。」
本城「……。」
俺達もその場を後にした。
ー大和&神谷&本城sideー END
あなた「……ぐずったって意味ねぇよな、とりあえずバイトして気紛らわすか。あ、時間やべぇ急ご。」
あたしは気持ちを切り替えて走った、ただひたすらバイト先まで走った。
あたしはその日、もやもやをかき消すように仕事に熱中した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!