はい。今紫耀先輩と家に向かって歩いてます。。
あなたsibe
「俺こんなに早く帰るの久しぶりやなぁ…」
『きっと毎日部活だったからですよ笑』
「まーそういうことになるな!!」
『なんで自慢げなんですか笑』
『てゆーか、話すの初めてですよね??』
「え!?そーやったっけ??」
「俺話したことあるような感覚やったわ笑」
「あっ、でも手振ったことはあるやろ!!」
『あー、それはありました!!』
『先輩私が手振ったらちょっと喜んでませんでした?笑』
ちょっと意地悪な質問しちゃった。笑
あら??なんか紫耀先輩の顔赤い…
「よ、よろこんでないわぁぁ////」
『せんぱーい?ちょっと顔赤くなってますよ??((ニヒッ笑』
「ニヒッってなんやねん!!////」
「俺頑張って手振ったんやからなぁ////」
『ごめんなさい笑ちょっとからかいすぎました笑』
「もぉ…////」
紫耀先輩ほっぺふくらましとる…
ぷくぅ…って。笑
もしかして、女子の私より可愛いんじゃ!?
赤ちゃんみたいで可愛いなぁ…
なんて思ってたら、
「なんでニヤけてるんー?」
『えっ!?いや、にやけてませんよ!!』
ちょっと強く言い過ぎちゃったかな…笑
「そっかぁ、」
なんかすっごい落ち込んでる…
落ち込んでるとこもすっごい可愛いんですけど!?
いや、こんなときにこんなこと思っちゃいけない🙅笑
とりあえずなにか言わないとっ…
『あっ、あの!!
怒ったわけじゃないんです…』
『えっと…その…ニヤけてるのバレちゃって恥ずかしかった…です…。』
「なんだぁ。良かった!!」
おぉ、、良かったぁ…誤解されなくて…
すっごい元気になりましたぁ…ね。
「あっ!!」
??
『どうしたんですか?』
「あのさ、LINE交換してくれへん??」
『えっ、いや、全然良いですよ!!
てかむしろ、したいです!LINE!』
「あっ、ほんま?良かったぁ」
「はい、これで毎日LINE出来るな!!」
『そーですね笑』
「そーいえば、あなたちゃんってどこの家なん?」
『○△✕公園の近くなんですけど…』
「うそっ!!俺もそこら辺やで!」
『本当ですか!?嬉しいです!!』
「あのさ、お願いがあるんやけど…」
『??なんですか?』
「これから毎日一緒に帰ってもらってもええ?」
『えっ!?私は全然良いんですけど…
先輩部活じゃないんですか?』
「あっ、そーや…部活あるんやった!」
『ですよね〜笑』
「んー。あっ!いいこと思いついた!!」
「俺サッカー部じゃん?やから、良かったらでいいんだけどさ…
マネージャーやってくれない?」
「それなら一緒に帰れるかなって… いい??」
そんな子犬みたいな目で見つめられたら、、
断れるわけないじゃないですか…先輩。
『いっ、いいですよ!!』
「えっほんま!?やったー!!
これから毎日一緒に帰れるな!」
う、うわぁ…////
めっちゃ顔近い…////
やっぱ顔整ってるなぁ…
『そ、そうですね!////』
「うん!!」
子犬みたいで可愛いわぁ…
喜び方ちっちゃい子供みたいだし笑
はい!作者から
皆さんお気付きかもしれませんが
『』はあなたさんで、
「」は紫耀先輩です!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。