第52話

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2026/02/21 10:00 更新
おはよ、、
おはよう
…あれ?まにきが隣におる
今起きたん?
んーん、起きたのはだいぶ前だけど
…みことの近くに居た方が良いかなって思って
…優しいね
紫side

いい加減

嘘をつくのはやめてほしい

夜中に何度も目が覚めた事、知ってるし

ずっと手が震えていた事も知ってる

その度に手を握って、背中をさすって

やっと落ち着いたのに
まにき?起きる?
あ、うん
毎日朝からこさめが騒ぐ事無く

普通に起きて普通に生活出来るようになってから

少しだけゆとりが出来て

だからかみことも過去と向き合いつつあって

なんか、一周まわって良かったんじゃないかって思う
おはよー!
わ、こさめちゃんおはよう
相変わらず早起きだな
うん!
あのねあのね、こさめ、おてつだいするっ!
お!偉い
じゃあ、お皿を机に持っていってくれる?
はーい!
どうぞ
ありがとう!
こさめも活き活きしてて、少しだけ、充実しているなと思えた
ね、つぎは?
んー、いただきますの準備かな
席ついて
はぁい!
そう言うとこさめは席へ座り

みことが朝食の食パンをお皿に乗せる
おいしそ!
ww
食パン1枚を焼いただけという

超適当&お金のかからない朝ご飯だが

こさめはいただきますを言った後、美味しそうにそれに齧り付く
らんは、言った

本当の事を
おいしい?
うんっ!
こさめはペラペラ喋っていた天才こさめの頃の話をしないから

多分、忘れてしまったのだと思う

まぁそれはまた、なつが最近やっと知ったように

高校2年生の時にでも伝えればいい
…ねぇ、みこと
ん?
だけど、その為に

俺もみことも、変わらないといけないと確信している

やっと決心がついた

らんが本当の事を伝えたように

すちが本当の事を認めたように

なつが本当の事を思い出せたように

俺らだって

変わらないと
引越しするって言ったら、怒る?
…え、、
…?
な、何で?
俺この生活嫌やないよ?
…ちゃんと、向き合う為にも
また違う場所で、俺らの俺ららしい人生を歩む気は無い?
学校は…?
電車で通うか、変えるか
こさめちゃんは?
幼稚園を、引越し先の方で検討する
…お金は?
俺らは多分

小さな世界に囚われている

苦しんだこの場所で過ごすのは

もう無理なんだ

きっとこの場所を離れた方が

俺にとっても、みことにとっても、こさめにとっても良い

そう、分かってしまった

そう認めてしまった
ね、まにき、お金はどうするの?
…そろそろ、警察に相談しようと思う
…!
ごめん…もう、キツいんだ…

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